VSスライムの魔王?
ガルダラスの森に着くと人間の姿でスライムの魔王は待っていた。
「やっと来たか。こないかと思うだぞ」
「はは。何言ってるんだよ。何もしないで抵抗して死ぬ方がまだいいだろ。ま、死ぬ気はさらさらないけどね」
俺はスライムの魔王に地面に落ちる石ころを投げ、石ころはスライムの魔王の体を貫通する。
「ふふ。まぁそう焦るなじっくり我が貴様を料理してやるぞ。ザンサクとその2人よ」
スライムの魔王がカムとアレク殿をその他2人と言うとアレク殿は道具の飛び道具を投げ
「誰がその他2人でやすか!あっしの名はアレクでやす。覚えておくでやす!」
「ほう。貴様人間、職業は忍者とやらか?」
手裏剣もスライムの魔王の体を貫通した後にスライムの魔王はアレク殿に聞く。
「ご想像にお任せするでやす。あっしは敵に塩を送るほど優しくはないでやすから!」
アレク殿はスライムの魔王に腰にかけていた小刀を抜いて接近戦に持ち込むが、スライムの魔王はアレク殿の攻撃をのらくくらりと簡単に避ける。
「あっしの攻撃を避けるとは飛び道具は避けないでなぜ近接戦闘は避けるんでやすか?」
「それは我が勝ちやすくするためよ。貴様らの攻撃が怖いとかそんなことを考えているならそんな考えはしない方がいい。あっさりと死んでしまうだろうからな」
スライムの魔王は右手を出し
「スライム・ホール」
右腕を液体状の穴に形を変え、アレク殿を飲み込もうとする。
「おっと!危ないでやすね」
「ほう。我のスキルを知っているのか」
スライムの魔王がアレク殿に言うとアレク殿は
「そりゃ聞いてるでやすよ。スライムの魔王と呼ばれてるくらいでやすからね。スキルを知っているやつがいるならそいつから聞くのが普通でやすよ」
「ふっ。別に我がスキルをばらしたの隠したところで結局貴様ら人間は我のスキルには対抗できんからだよ。ギルドでは酸と言ったが、我がスキル名称は、トカスモノ、だ」
「トカスモノ、ね。やばそうだな。触れた時点で溶かすのは普通にやばいんだけどな俺たちからすれば」
俺はスライムの魔王に言うとスライムの魔王は
「であろうな。ゆえに人間はつまらぬ。我を見た瞬間に逃げるからな。だからこそ我は人間体でいるのだ。スライムの格好は手配書に姿がのってしまったからな」
スライム相手に逃げるってなんなんだよとは思うが確かにこいつのスキルは触れてしまえばいっかんのおわりだ。
「楽しませてくれよザンサク。せめて退屈しのぎにはなってくれ最悪でもな」
「残念だがお前の相手は俺だけじゃない。ここに優秀な2人がいるからな」
カムとアレク殿はあらためてスライムの魔王の前に立った。




