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勇者パーティーから追放された荷物持ちの冒険者  作者: 紫 ヤタガラス
2章 魔族襲撃編
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スライムの魔王?対策 防具

 ギルドから出た後ミナギ武具店に着くと俺とカムは


「ミナギー。いるか?」


 俺は店内に入ってミナギを呼ぶ。


「そりゃ俺の店だから俺いるけどどうしたんだ?」


「いやぁー。明日スライムの魔王ってやつと戦うことになったんだけど俺とカムの2人で戦う予定なんだけどいい武器ないかな?あ、防具も」


「スライムの魔王だ?スキルとかわかるのか?」


 ミナギは俺にスライムの魔王について聞く。


「スキルは触れたもの、それとスライムだから体に取り込んだりして溶かすことのできるスキルだね」


「溶かす、スキルね。少しまて」


 ミナギは武具店の奥の部屋に向かい、数分後にミナギは剣を持ってきてカムに手渡す。


「こいつを持っていきな。俺の自慢の一品だ。こいつは売れねぇような仕上がりの剣なんだよ」


「ほう。どんな感じの剣なんだ?」


 カムが剣を見ながら「すごーい」と言ってる間に俺はミナギに剣の性能について聞く。


「こいつはアレク殿にもらった岩の魔族から取れた高級な石でうった剣だ。こいつは一振りで簡単に岩を斬り、森の木なんて簡単にきることができる。まぁ岩がきれるならこれは普通か。この剣の自慢は耐久度だな。どの県に比べても耐久度が高い。その割には剣は重くはなく振りやすい。これならその触れたものを溶かすというスライムの魔王にも対抗できるだろう」


「え、そんなにいい剣なんですか?だ、だめですよ!私になんてあげたら。私普通の攻撃がまともに当たらないんですよ?」


「・・・は?そいつはなんの冗談だい?攻撃が当たらない?あんた冒険者で職業剣士だろ?」


 ミナギはカムに聞くとカムは「無論剣士ですとも!」と胸を張っていう。

 いや攻撃が当たらないのは胸を張っていうものではないしむしろ難点だぞ?なんでそんな胸を張って言えるんだ?


「なんで胸を張って言えるかわからんがカム。お前明日どう戦うんだ?」


「どう戦うってそんなの決まってるじゃないですかー。スキルをつかいまくるんですよ!」


 またも胸を張って言うカムに対しミナギは「はぁ」と呆れたため息をついて


「今日はもう店じまいだな。おいザンサク。カムを借りるぞ」


「あ、ああ。構わないけどカムをどうするんだ」


 俺はミナギに聞くとミナギは


「俺は剣士じゃないし剣士の戦い方はようわからんが攻撃を当てられるようにくらいは出来るはずだ。欠点はわかっているんだろ?」


 ミナギは俺に聞いてくると俺は「魔物を斬る時目をつぶっているらしい」と答えるとまたも呆れたようなため息をついて


「よしカム行くぞ。明日死なないようにできるだけ手を尽くしてやる。あ!後ザンサク。お前が店に来る前にアレク殿が来て夜に昨日の店でだとさ」


 ミナギはカムを連れて店から出て行くと俺は夜になるまでミナギ武具店で休み、夜になると昨日アレク殿と飲んだバーに向かった。


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