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勇者パーティーから追放された荷物持ちの冒険者  作者: 紫 ヤタガラス
2章 魔族襲撃編
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スライムの魔王?の宣戦布告

「おい。この場にいる奴ら全員にいうぞ。逃げるなよ。逃げれば今溶かした人間のようにするからな」


 俺に絡んできた冒険者を溶かしたもう1人の冒険者が言う。


「お前は誰だ?まさかとは思うが」


 俺は目の前で人間が溶けたので酔いが覚めたのか、冷静に冒険者に名を聞く。


「我か?我は人にあらず。ゆえあって人の形をしているからな。宣戦布告するのであれば貴様ら人間に変化した方がマシだからな。我は貴様らで言うスライムの魔王だ」


「スライムの、魔王か。何をしに来た」


「言ったであろう。宣戦布告だと。我はガルダラスの森のスライムを全て狩り尽くされた時貴様ら人間に対し罰を与えるためにこの場にいる。先日そいつらにも仕置きをしたのだが女1人の両腕しか溶かすことができなんだ」


 両腕とかすって、やばいしそれに先日といえば俺たちがバステアと戦っている時間くらいかな?


「それで宣戦布告だが、我は明朝ガルダラスの森の入り口にて待機する。我の攻撃を1日耐えることができれば2度と王国には手出ししないと約束しよう」


「待機するって、攻めてこないのか?」


「愚問だな。我のスキルは酸、つまり触れたものを溶かすのだ。そして我が本体はスライム。液体の中に我がスキル酸を詰めてしまえばこの王国をのみこむなぞ造作もなきことよ。我はスライムの王、ぞ。」


「そう、なのか」


「そうなのだよ。それでは。あ、忘れていた、この中にザンサク、という人間はいるか?」


 スライムの魔王は俺に聞くと俺は


「俺がザンサクだが?何かな」


「ほう。お前がザンサク、か。お前は必ずガルダラスの森に、来て我と戦え。貴様が来ない場合、お前の大事な人間を、必ず殺す」


 は?なんで俺そんな恨みをかわれているんだ?スライムの魔王の機嫌を損ねるようなことはした覚えがないが


「我が襲った人間の、1人が、貴様がスライムを全て狩ろうというた本人だと、言って言っておったぞ。だから貴様だけは許さん。我と戦わずして逃げることは必ず後悔すると思え。では明日の明朝、ガルダラスの森の入り口で、な」


 スライムの魔王はギルドから出て行き、スライムの魔王が出て行った後、ギルドマスターはギルドマスター部屋から出てくる。


「騒がしかったが何があった?あのバカ勇者が帰ってきたのか?」


「ダメですよギルドマスター。勇者様の悪口は。いやまたこいつが厄介ごとを持ってきたんですよ」


 冒険者の1人が俺を指差していう。ギルドマスターは「はぁー」とため息をついて


「何があった?」


「何があったって明日の明朝ガルダラスの森の入り口にこいとスライムの魔王に宣戦布告された」


「は?」とギルドマスターは真顔で俺を睨んだ。

漢字間違えてたらすいません!

よろしくお願いします!

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