バステアのスキル
「今までのザンサクにたいする無礼、ザンサクの代わりに私があなたを成敗します!」
「は!剣を変えたくらいで俺に勝てると思うなよ。お前なんてスキルがなくても勝てるわ!」
バステアはカムに斬りかかると、カムは魔法剣でバステアの剣を手から弾く。
「な!」
「どうしたんですか?私に勝つのではなかったんですか?」
「ふ、ふふ。今のは手を抜いてやっただけさ。今から本気で行くぜ!」
バステアははじかれた剣を剣を拾い、カムに斬りかかる。
「おらぁ!」
「せいっ」
カムはまたもバステアの剣をはじく。
「な、ば、ばかな。なぜ俺の攻撃があたらん。しかもはじいて俺の手から剣を落とさせるなどと」
「えー。私はなにもしていませんよー。勝手に剣聖さんが剣を落として拾ってまた私に斬りかかってかってに落としてるだけじゃないですか」
カムはバステアに言うとバステアは
「クッソ。クソクソクソクソクソガあ!なめやがて。ぶっ殺してやる!」
「あらあら。勇者パーティーの剣士ともあろうかたが女性に対してぶっ殺すなんてはしたないわね」
「うるせぇ!後悔させてやる!俺にスキルを使わせたことを!スキル・強欲の剣!」
バステアは自分のそうびしていた剣を地面に捨てると、手の先から光の剣を作りだす。
「俺のスキル、強欲の剣は俺の思う通りの剣を魔力で生成し、更に切れ味が足りなければ何か別のエネルギーを代用することによって強くなるまさしく剣聖たる俺に相応しいスキルよ!」
光の魔法剣でカムに斬りかかるバステア。だが自動追尾型魔法剣ストレアはお前なんざに負ける剣ではない。いくらスキルが強かろうとそれを扱うものが弱くては意味のない、ただの宝の持ち腐れだ。
「カム!スキルを使え!」
俺はカムに言うと「はい!」とカムは返事をし、スキル心眼を使う。
「お前の弱点は・・・そこだぁぁぁぁ!」
カムはスキルの心眼でバステアの弱点を狙いストレアで斬りかかる。
「は!馬鹿が!狙われるとこがわかっているならいくらでもガードでき」
バステアはスキルの光の剣でストレアを受け止めようとするが、ストレアは光の剣ごとバステアを斬る。
「ごっふ、ば、ばかな。俺の、強欲の剣で、防げ、ないだと」
「勝負ありだなバステア。もうたてまい」
俺はカムに斬られて傷口をおさえながら座るバステアに言う。
「俺が、荷物持ちの、それも女、に負ける、だと?認めん。認めん認めん認めん!」
バステアはぶつぶついいながら立ち上がると
「強欲の剣よ!俺の命が必要ならその分のエネルギーはくれてやる!だからこいつらを斬るほどのパワーの強い剣を!」
バステアの手にまた光の剣が現れ先程の剣は光が神々しいバステアには似合わないような色の剣だったが今回バステアがせいせいした剣は禍々しく自分の血を剣に固めたような恐ろしい色の剣だった。
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