トウメイナセカイ 2
「カメオン。貴様はしてはいけないけないことをした。この大魔王クローデンとの戦いに毒を持ち込むなど。私は貴様の能力解放、トウメイナセカイに関してはなんも言わなんだ。それは貴様自身が努力し、開いた境地だからだ。だが毒は、毒はゲス野郎がやるおこないだ!」
「ゲス野郎がやる行い?その言葉そのまま大魔王様にかえします。わいらを贄にしようなどと」
「ああ。ゲス野郎かもしれん。だから貴様らにちゃんとチャンスを与えたであろう。シンライ、タガルム、カーラの誰かに勝てればそれで生き残らせてやると」
大魔王はカメオンに言うとカメオンは姿を表した後
「大魔王様。その3人は他の6人とは別格の強さです。それにわいらは実力をかわれたわけじゃない。スキルが強かったからこそわいらは魔王将になることができた。違いますか?」
「違わんな。私は貴様らのスキルはかっている。上手くいけば私を殺すこともできるかもしれないからな。今の貴様のように」
「ごはっ」と大量に血を吐きながら言う大魔王。カメオンはまた透明になり背後から大魔王を刺す。
「弱っているあんさんならわいでもこんな簡単にあんさんを殺せます。さらばです!元大魔王さん!」
カメオンは抜いた剣を抜くとなぜかは分からないがカメオンが急に口から血を吹き出す。
「・・・は?」
「ふ、ふふふ!お笑いものだねまさに!お前が!たかがスキルしか強くないお前が本当に私に勝てるとでも?毒とか小賢しいまねは嫌いだがまぁ貴様だから仕方あるまい。許してやろうではないか!私は寛大だからな!」
「は?な、何を言っ、て。なんで、わいの、腹に、刺された、跡が?」
カメオンが戸惑っている間に大魔王は自分の座っていた席に戻り代わりにカーリンがカメオンに近づく
「なぁあんたほんまに大魔王様殺す気でいたん?」
「当たり前、だ。ごふっ!でなければ、わいは」
「なぁ。なんであんたが刺されたんか教えたりましょか?」
カーリンはカメオンの刺された腹を蹴りながら言うとカメオンは苦しみながら
「な、ぜだ。教えて、く、れ。カーリン、様」
「それはな。妾が仮面族をあんさんに配置して影に入ってもろおって影からあんさんを刺したんや。なぁ。クロカゲ」
カーリンの影から仮面をした魔族が現れる。こいつテテスアに従っていたやつか。
「お久しぶりにございます人間。あの時は仮面族の反映のための働きありがとうございます」
「ふん。俺はそんなことのために動いたつもりはない。スシルタを助けるためだ」