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勇者パーティーから追放された荷物持ちの冒険者  作者: 紫 ヤタガラス
第4章 地下牢と目覚め
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色欲のミーナ

「ミーナは七大罪らしいですがそれもあまり名乗りたくはありません」


「なぜだ?色欲担当だろ?立派でなはいか」


「立派じゃないですよ。ミーナのスキルはほぼふいうちのようなものですから。ミーナはもっと戦闘向きのスキルが良かったです」


 ミーナはがっくりしながら俺に言った後にミクロシアにかけたスキルがとけてミクロシアが


「あ、おかえりなさいザンサクさん」


「おう。ミクロシア。お前も色々大変だな」


 子供に蹴られて大変だなと思いミクロシアに言うとミクロシアは


「いえいえこの程度まだまだ可愛いものですよ。子供でも悪いものは悪いものでいますからね。ガキ大将は今は熟睡しているようなのでこの程度なら平気です」


 ミクロシアは俺に言うと俺はミクロシアとミーナに


「この紙の内容は詳しくは言えないが俺は帝国に行こうと思う」


「帝国に?なぜですか?こちらは戦力がまともじゃないんですから別に無理しなくても」


 ミクロシアが俺に言うとミーナが


「師匠が関係あるのですか?帝国に向かうのは」


「詳しくは言わない。だがもしお前たちがついてきたいなら今夜俺の部屋に来てくれ。急ぎ帝国に向かう」


 俺は2人に言うとミクロシアが


「一応聞きますが他に誰が一緒に行くんですか?」


「私がザンサクについていきます」


 カムはミクロシアに言った後ミーナも


「ミーナもザンサクについて行くです。師匠に会えるかもしれないですから。ミクロシアはどうしますか?」


「そ、そんな、僕も行くよう。みんな行くなら僕もついてくよ!足手まといになるかもしれないけど」


 ミクロシアは自信なさげに言った後にアレク殿が俺に


「ではこいつも渡しておくでやす旦那。ガルと一緒についていたものでやす」


 俺はアレク殿に手におさまるくらいの大きさのガラスの玉を渡される。


「これは何だ?アレク殿」


「これは転移玉でやす。一度行った場所に一瞬で移動できる便利な玉でやす。勇者パーティーにいた頃に旦那は使わなかったんでやすか?」


「そうだな。荷物持ち扱いされて素材とかなら持たされていたがそういう大事そうなものだけは奴らで管理していたからね」


「そうでやすか。この転移玉さえあれば帝国に一瞬で転移できるでやす。だから今日1日はゆっくりしたらどうでやすかね」


 アレク殿は俺に提案する。


「そうだな。帝国に行けばいつ休めるかわかんないかもしれないから明日の朝!またここで集合しよう。各々覚悟を決めて悔いのないよう今日を過ごしてくれ」


 俺は今日一日終わってからと言ったが言った時には半日経っていたので実質半日しか休めずにいた。

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