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勇者パーティーから追放された荷物持ちの冒険者  作者: 紫 ヤタガラス
第4章 地下牢と目覚め
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傲慢のミクロシア 2

 ミクロシアがグライの体を潰し続けて数分後グライはミクロシアの部位潰しの痛みに耐えきれず途中でもう息絶えていた。


「ありがとうザンサク。我の親友の仇うちをこうして無事できることができた。本当に感謝する」


 ミクロシアは俺に対し頭を下げる。


「いや、俺は何もしてないよ。全部ミクロシアの力だろ?」


「謙遜するな。我は地下牢で絶望しながらも貴様らのやっていることを見ていた。あまり期待はしていなかったがな。だが地下牢から出てさらに親友の仇討ちまでできた。だから礼を言う。ありがとう。あ、勝手に名前を呼んですまない。ザンサク」


「いやいいよ。俺の方こそ荷物がなければ弱いからな。だけど俺が持っていた荷物があればミクロシアに勝てるかもよ?」


 俺は自分でもよくわからないがミクロシアを煽ると


「それは傲慢な考えだな。我がスキルを使えば我に敵うものなどおらぬよ」


 はっはっはと高らかに笑いながらミクロシアにかえされた俺。


「そうよぉん。ザンサクちゃあん。ミクロシアちゃあんはスキルさえ使っていればあたし達の中じゃダントツで上をいくわぁ。魔法も力だけで無効化するしねぇん」


 力で無効化?それはやばくないか?俺が思っているとミクロシアが


「我はスキル傲慢な自信を使っている間は誰にも負ける気はせぬ。軽い魔法なら無効化はできるが上級の魔法となれば話は別だ。無効化はできぬがまぁかすり傷程度はくらうであろうな」


 いや上級の魔法でもかすり傷で済むとかやばすぎだろ。どんだけ強すぎるんだよ。

 俺はミクロシアは化け物かよと思っているとゼグラが


「確かにミクロシアちゃあんわぁスキルを使っていれば最強。でもぉん使ってなければ弱い方だしぃんしかもぉんミクロシアちゃあんのスキルわぁん。なかなか使いにくいわよぉん」


「え?そうなんですか?」


「そうよぉん。発動条件としてぇんミクロシアちゃあんの機嫌が悪い時とか使えないわぁん。後地下牢にいた時見たく絶望していたときわねぇん」


 ・・・まぁあれだけ強いならそれぐらいの欠点はあるだろうな。

 俺はゼグラは話を聞いていると更にゼグラは


「後これわぁん本人にしかわからないだろうけどぉんミクロシアちゃあん。あまりスキルを使いすぎると体がもたないんじゃないの?」


 ゼグラはミクロシアに聞くとミクロシアは


「ふ。そんな瑣末なこと我はきにしておらん。後のことは後から考える。それで良い」


 ミクロシアはゼグラに言うとゼグラは「はぁん」と言いながら


「とりあえずマガ爺達の武器を探しましょう。ザンサクちゃあんのもあればいいけどおん」


 ゼグラが俺たち言った後、自らの装備を探すのに手分けして探すことにし、自分の装備が見つかったり手当たり次第探してなくとも数十分後には武器庫の入り口で集合することにし、それぞれ武器庫の散策を始める。数十分後俺は自分のリュックを発見し、中身を確認する。

 よかった自動追尾型魔法剣ストレアもとられてない。よかった!

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