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勇者パーティーから追放された荷物持ちの冒険者  作者: 紫 ヤタガラス
追放と始まり
12/199

人喰いウルフ討伐クエスト

 ギルドに入って俺とカムはまたどのクエストにするか2人で相談する。


「うーん。ザンサクどうしますか。今日受けるクエスト・・・」


 カムは俺を見て聞いた後に俺が身につけていたあるものを見る。


「ザンサク。昨日はそんなものもっていませんでしたがどこで買ったんですか?」


「ん?そんなものもってどれのことだ?」


 俺はカムに聞くとカムはむすっとほぉを膨らませて


「その背中に担いでるリュックですよ。昨日はそんなの背中にかついでなかったじゃないですか」


「ふふ。悪いな。これは昨日、カムと別れた後にある人にもらったんだよ。これでいいかな?」


「なるほど。流石ザンサク。パーティーを追い出されても分かる人は分かっているんですね。その分かっている方は流石です。きっとひとを見る目がかなりいいんでしょうね」


 人を見る目がいい、ね。まぁそういう感じの仕事してるだろうしな。アレク殿は。調査部の部長だし。


「じゃザンサクのリュックについてはわかりましたし次はクエストについての相談に戻りましょう。どれにします?今日は」


 カムは俺に相談する。うーん。またスライムでもいいが普通のスライムだとクエスト報酬少ないんだよなぁ。誰でも倒せるし。下手をすれば子供が気の棒で何回もつつくくらいでも死ぬ時あるほど弱いくらいやつだからな。よくクエストでスライム討伐に金を出してくれるものだな。


「そうだな。昨日はスライムを狩ったし、それに今日は探索もしたいからな。うーん。採取のクエストでもいいがそれだとスライム討伐よりも報酬が少ないし。ふーむ。どうしようか」


 俺が悩んでいるとギルドの受付嬢が


「冒険者様。クエストをどれかにするでお悩みですか?」


「あ、ああ。あんまり自分から決めたことなくてね。お金のことを考えたりするとなかなか決められなくてね」


「そうですか。ならこれなんてどうですか?」


 受付嬢はあるクエストを俺に見せる。


「えーと人喰いウルフの討伐?」


 人喰いウルフ?何だその魔物。聞いたことないんだが


「なぜか最近ガルダラスの森の魔物が活性化を始めましてガルダラスの森にいたウルフ討伐をしに行った冒険者がウルフに食べられてしまいまして。それでそのウルフ、どうやら食べた冒険者のスキルをつかえるようになったらしいんです報告によれば」


「ほえー。そんな魔物が」


 俺は頷きながら聞いていると受付嬢は


「先日勇者様にも頼んだのですが。こんな雑魚は勇者が狩る魔物じゃないと言われてしまいまして」


 受付嬢がしょんぼり頭を下げなが言うので俺は「はぁ」とため息をついて頭をかきながら


「オサムたちの尻拭いみたいで嫌だがまぁいい。人喰いウルフ。そんな奴放っておけば危ないしそれに意外といい素材を落とすかもしれないしな。受けるよ。そのクエスト。いいか?カム」


 俺はカムに聞くとカムは「構いませんよ!」と俺に笑顔で言う。

 俺は受付嬢に受けますと言うと「ありがとうございます」と受付嬢は俺に頭を下げた。

 俺はクエストを受けた後、森に入る前に薬草などの準備をするとカムとガルダラスの森に向かった。

よろしくお願いします!

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