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勇者パーティーから追放された荷物持ちの冒険者  作者: 紫 ヤタガラス
第4章 地下牢と目覚め
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ザンサクに適した魔法

「闇属性魔法わぁん主に目眩しやぁん物を腐らせたりできるのよぉん」


「闇属性魔法を俺は覚えないといけないのか?もっとこう火とか水とか風じゃないのか?」


 俺はゼグラに言うとゼグラは


「あたし的に言えばぁん。ザンサクちゃあんは闇属性魔法が向いているわぁん。目眩しとかすればぁんその間に対策を練られるだろうしぃん。それに闇属性魔法は多分ザンサクちゃあんに適してるしぃん」


「そうなのか・・・。教えをこう側だし贅沢は言えないか。それでお願いする。ゼグラ」


「そうねぇん。余計な一言は多いけどぉん。わかったわぁん。まず腐食魔法を覚えてもらうわぁん。それでこの鎖を腐らせてちょうだい」


 ゼグラはまず教える魔法について説明を始め、最終的な目標を言う。


「腐食魔法からか」


「そうよぉん。この魔法はコツさえ掴めば誰でも使えるわぁん。ただ誰も使おうとしないだけよぉん」


「それはなぜ?」


 俺はゼグラに聞くとゼグラは


「簡単よぉん。腐食魔法を使っている間解除するのに何時間もかかるからよぉん。腐食魔法は何かを腐らせるイメージを手に込めて使えば使える魔法だけどぉん。解除する際わぁん腐らないように意識してないとだめなのよぉん。まぁものは試しねぇん。やってみなさぁいん。あたしの言う通りにぃん」


「わかった。それでどうすればいい?」


 俺はまたゼグラに聞くとゼグラは錠のされた腕をだして


「この錠を触りながらぁんこれを腐らせることをイメージしなさぁいん。ただしあまり強くわぁん意識しないことぉん。この錠だけを溶かすイメージをなさあぃん」


「ち、ちょっと待て。いきなりハードルが高すぎる。せめて鎖にしてくれ。もしそのイメージの配分を間違えてゼグラの腕を溶かしてしまったら」


「・・・それもそうねぇん。これくらいできると思って言ったんだけどいきなりはハードルが高すぎたかしらぁん。ごめんなさいねぇん」


 俺はゼグラの錠の鎖を触って腐らせるイメージをする。

 腐れ腐れ腐れ腐れ!

 ・・・ゼグラの錠は一向に腐らない。


「ちょっとぉん。これ火の魔法とかよりも簡単なのよぉん。ちゃぁんとイメージしてるぅん?念じるんじゃないのよぉん。イメージをするのよぉん」


「わ、わかってるよ!焦らせないでよ!」


 俺は何度も腐食魔法をためすが一向にゼグラの鎖は腐らない。


「・・・まぁ地道にやりましょうん。幸い時間はいくらでもあるわぁん。腐食魔法がダメなら先に闇の魔法を教えるからぁん」


 俺はゼグラに「お願いします」と頭を下げ俺の魔法修行は見込みがないまま始まった。

よろしくです!

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