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マリハナ文庫短編集  作者: 砂糖ショコラ
9/15

あなたは今、幸せですか?

学会に提出するぞ!

 この世界は戦乱の世である。

「ここは......どこだ......」

「ぱるぱるぅ!!」

 目覚めた男を見ながらイグアナ奇声を上げる。

「お前は誰だ!」

「俺、転生者!」

 イグアナは自身を転生者だと名乗った。


「お前はアニポケ一話のホウオウみたいなポジだと思ったのに......」

「ところがどっこい違うんだわ、ただのイグアナなんだわ」

「うわぁ!イグアナが喋った!」

「いや驚くのおそ!」

 テーブルクロス引きバトルをしながら楽しく話し出す男。


~CM~

 この番組はごらいのスポンサーの提供でお送りします!

 もうこの世界の何を信頼したらいいのかわからない!

 そうだ、街に行ってみよう!

 日本街推奨委員会

~CM明け~


ホウオウ「やぁ」

男「いやもうイグアナ出したからお前来なくていいよ、おそい」

ホウオウ「ぴえん」

イグアナ「ちょっこれいと、ちょっこれいと、ちょこれいとはめいx9fじょえshrついえぎえhrgしkしぇkじすg3かg8い」

男「うわ!イキなり発狂すなぁ!」

 男はイグアナとは別行動する事にした。


「あああああああ!!自分の名前が思い出せない!俺は誰何だ!」

 男が頭を押さえながら暴れる。

「身分証明できないじゃないかぁ!!!!!!!」

「ハンギン......ハンギン.......そうか!?ハンギン」

 男は何か思いついた。


「そうだ、子孫を繁栄しよう!」

「そして、生まれた子供と焼き鳥をするんだ!」


 こうして、男はイグアナと子供を作る事にした。


 3日後

「やあ、僕はキューブマン藤本。君たちの子供だよ。ぽぎゃあ」

 生まれた。

「藤本、この戦いを終わりに出来るのはお前だけだ!」

藤本「むりぽ」

男、イグアナ「えぇ......アナッデッイグ!」


「じゃあお前は生まれてくるんじゃねええええ!!藤本!だいばくはつ!」


 きゅいいいいいいいいいいいん!

 男がカ掛け声を上げると、イグアナが倒れた。

 倒れたイグアナを見て、涙を流す藤本。


「ああああああああああホモサピエンス!ベース!ベース!」

 藤本は思いっきり泣いた。

「藤本先生......ちょもす!逆ですよ......」

 男は笑いをこらえる。


「そう泣くな、俺はお前の魂の一部として生き続ける、分離した魂が一つに戻るだけだ」

 イグアナが直接脳内へと語り掛ける。そうして、イグアナと男は融合した。


「藤本......俺とテーブルクロス引きバトルをして戦ってくれ。俺が勝ったら、俺の全てを教えて欲しい。お願いだよ」

 男は藤本に懇願する。


「ああいいぞ。おまえが勝ったら、過去に自分が想像妊娠で生まれたこと、ペットにイグアナを飼っていたこと、自分の家の便器が和式でも洋式でもない中華式だったこと......全部教えてやる」

「これが俺の全てか......お前は俺だったのか......」

藤本から全てを知った男は、これを卒論に書く事にした......


「あなたは今、幸せですか?」

「誰だ!?」

 謎の女が突然背後に現れる。


「ベギョン二世よ!」

「ベギョン二世!お前は何しに来たんだ!」

 ベギョン二世は光輝きながら答えた。


「山賊を食べに来た!」

 ベギョン二世は、昨晩、60皇と呼ばれる山賊の強豪たちの内56人を

殺し食った。藤本の友人である半袖のジャンバ、黒糖のトノーク、ホトホトのクニキも被害者になっていた。リストラの波には、抗えなかったようだ。

 ちなみに、残った4人は4皇と呼ばれたらしい。


 この世界がこんな戦乱の世になってしまったのも、この事と関係しているのでは無いだろうか?

 その真実を確かめるべく、町ゆく人や、いろんな人に話を聞いた。

「チンポだぁ!(マジックガード)」

 町の人々は皆、そう答えた。


 4皇のところに行ってみることにしたが、全て警戒態勢になっておりピリピリとしていた。そして四人とも、ピリピリしながら浮いていた。


~山~

「さやかちゃん!次は、海を狙う!」

 ベギョン二世はさやかちゃんに、山賊を喰らい尽くしたら次は海賊を食うと話した。


「くそ、このままではベギョン二世に世界が滅ぼされてしまう!ああああああああ!!唐突な海イグアナ!唐突な海イグアナ!来い!」

 男がそう怒鳴ると、海イグアナが山へ登ろうとした。だがすぐさま自分達の愚かさに気づいて帰ってきた。しかし、4皇と言うお土産を持ち帰り。


「わいの答えはこれや!」

 男は、イグアナが持ち帰ってきた4皇のボロンを料理して食べた。

 その瞬間、男の体内で、3人はすぐさま爆発した。


「くそっ俺の腹の中で、爆発しやがって!くっ!だが感謝するべきか、行くぞ!うおおォォォォォォオ!!!」

 男はベギョン二世に挑んだ。

「ふふふ、私はお前が食った者を自由に召喚し人形にできる」

 ベギョンは男が先ほど食べた4皇の内の三人を召喚した。


「チェレンコフ光、発射!」

 男はベギョンに向かって光をうちこんだ。世界中の子供たちが同時に笑った。そう、実はそのチェレンコフ光だと思われたのはただのトマト栽培用のLEDライトだった。


「う、生まれるうううううううううう!!」

 LEDライトを浴びたベギョンは、突然子供を産み落とした。


「やあ、私はベギョン4世!早速だが、お前を倒す!バーニングエレキブリザードタイフーンバード!!!!うおおおおおおおおおお!!無双する私!!ベギョン2世は私が世界を征服するために動かされていたのに過ぎない!!」

 新たなるベギョン、ベギョン4世はモブを全員吹き飛ばした!!


「フフフフフフフ! コォォォォォォォォォォ!」

 ベギョンは謎の呼吸をしながら男に襲い掛かる。


「あなたは今、幸せですか?」

 男は、ベギョン自身の言葉を、今このタイミングで言い返した。


「......答えは、ただ一つ......ババロアァ!」

 ベギョンがそう叫ぶと、ババロアァ!が頭の上をよぎった!

 よぎっただけだった。そして、膝に水が溜まる!


 男の頭の上には、旅を共にしてきた、仲間たちの姿が映った......

「そうか......これが俺の記憶かぁ!これが俺の仲間か!この仲間の為にも、俺は負けられないんだぁああああああああああああ!!」

 ベギョンと男がぶつかりあう! その瞬間!


「あ、もう5時か......」

男が時計を見る。


「俺は仕事に行ってくるぞおおおおお!!」

 男はそう言って、この場を去った。

 それを見送る、ベギョン

「さて、ワッフルでも買いに行くか......」

ベギョンは腕を組みながら「ふ......やるな」と言っている男といっしょに街に行った。


 彼女は街の中で歩く途中にワッフル屋さん、コミケのチラシ、青汁の宣伝、蕎麦屋をみた。


「この世界は醜いところもあるかもしれない、でもみんな辛いことがあっても一緒に乗り越えている、そんな美しい面もあるのかもしれないな」

 ベギョンは、そう微笑んだ。

ちなみに男の卒論は間に合った、再提出を食らった


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