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マリハナ文庫短編集  作者: 砂糖ショコラ
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セミよりもビューティーな日曜日

ジャムテープ

「これより、ホトトギス部のヘルシー会議を始めるでヘルス!」

 ホトトギス部の部長『悪魔の子』がピザポテトとわさビーフをすり替えながらヘルシー会議を始める。彼の夢は、ワキガを治す事である。


「キィエエエエアアアイイ!ビチャア……」

 ホトトギス部副部長、無双龍騎=安室アフロ=まるだしこが謎の浮遊感を感じながら叫ぶ。


「とりあえずミルクでも貰おうか。ヘルス」

 悪魔の子が部室を這いずり回っていたゴキブリを素手で触りながら、まるだしこからペプシを貰う。コップに入った農薬をゴクゴクと飲みほしながら……


「ヤバいですよ!ノムルック!ビチャア……」

 まるだしこが腕をクロスさせながら、ピザポテトセルフをし、巨人化する。巨人化したまるだしこはターメリックを鋼鉄の尻に挟みながら、部室を飛び出す。


「待てい!ヘルス!」

 悪魔の子はまるだしこを追いかける。



 一方その頃、プノンペン高安は市民プールでエビのしっぽを子供たちに配っていた。


「ぼぼーぼぼぼぼぼぼぼ・ぼぼぼーぼぼぼぼ!!(オズメン帝国を復活させなければ……オズメン帝国を復活させなければ……オス)」

 プノンペン高安の野望は、オズメン帝国の復活。その為にウィルダケスンのブルペン捕手になり力を付け、野球ボールで殺人を行って来た。


「劇場版ぼぼーぼぼぼぼぼぼぼぼぼ・ぼぼーぼぼ!!(余興はこれくらいにして、そろそろ青森に行くとするか)」

 プノンペン高安はそう呟いた後、六十分間ぷしゅーおぢさんに対する鎮魂歌(レクイエム)を歌い、空に向かって飛び立つ。


「ありがとう」

 市民プールの更衣室でぷしゅーおじさんは囁く。


~三日後~

 隠れキュリ国民であるが為にピューヨークのマフィンシティにて処刑されたフコン遊助は、地縛霊となって公衆トイレの馬を見守っている。しかし、そんな日常も今日で幕を閉じる。フコンは一流霊媒師のチョンチィに見つかってしまう。


「あーもうもうもう終わりァァだぁああ!」

 悲しみのあまり、フコンは自爆しようとする。そう、フコンは『地縛霊』であり『自爆霊』なのだ。


 フコンが自爆しようとしその時!

 まるだしこ、そしてそれを追いかけて来た悪魔の子がやってくる。


「シンフォニー!平成最後のスカート捲り!熱血ロボット!いなり、ぱんぱん、はいおくば!パオーンゴッチャマン!木馬!木馬!木馬!中盤からパイナポォ!テンションはテンションMAX!落語って難しいよね。ビチャア……」

 まるだしこが、フコンにそう言葉をかける。


「ああ、確かにそうかもしれない……」

 フコンは彼女の言葉を聞き、しょぼんとする。


「アイドルバスター!岡田!私はボルダリング大会日本3位なんやで!ビチャア……」

 まるだしこは、Guangzhou Baiyun International Airport と書かれた看板の上に猛スピードで登る。


「ああ、忘れてたよ。俺、ンマンユー・ユサコ主演の映画『スマイル15円』を見に行くんだった……大切な事を思い出させてくれてありがとう」

 フコンは涙を零しながら、まるだしこにお礼をし、ジュゴンに載って遥か彼方へと飛び立って行った。


「良かったな。取り敢えずミルクでも貰おうか」

 悪魔の子がまるだしこの肩を掴みながら微笑む。


「フジコ!フジコ!フジコ!フジコ!ビチャア……」

 まるだしこはご満悦のようだ。


「フフフフ……フフフフフフフフ……滋賀県のワカメ!」

 公衆トイレから白衣を来た男が出てくる。


「なんだお前は!ヘルス!」

 悪魔の子は男にそう問いかける。


「私の名前はムルチョ宍戸。森羅万象の母親だ」

 ムルチョ宍戸はしっとりとした声で答える。


「森羅万象の母親ってwお前w男じゃないかー!ヘルス!ギャハギャハギャハハハハハハ!ヘルス!ヘルス!ギャハハ!」

 悪魔の子は大爆笑する。それを聞いて怒り狂ったムルチョ宍戸は、服を脱ぎ出し、パンツ一丁になった。


「土鍋……」

 その姿を見たまるだしこは驚きのあまり、そう言葉をこぼしてしまう。なんと、ムルチョ宍戸の下半身はカブト虫だったのだ。悪魔の子も、少し驚く。


「悪魔の子!私はお前を捕まえに来たのだ!お前が回転寿司の食べ終わった皿を『テーブルにあると邪魔』という理由でレーンに戻したり、動物園のキリンに『三倍にして出直して来い』と言ったりしたのを知っているぞ!」

 悪魔の子を指さしながらムルチョ宍戸は叫ぶ。


「悪魔の野望は俺の珍棒の前に敗れさる!!」

 ムルチョ宍戸はそう決めゼリフを言い放った後、シカの声真似をながら、悪魔の子へと歩み寄る。


「グイグイ!」

 悪魔の子はムルチョ宍戸の後ろに回り込んで首を絞める。


「あ、こ無ゾ」

 ムルチョ宍戸は気絶した。悪魔の子はニコっと笑いながら、気絶した彼を、ここの近くの家に住んでいる沼山留怒男(42歳)へと引き渡した。留怒男は、塩みんと味のかき氷をスプーンを使わず直接舐めまわしながら気絶したムルチョ宍戸を受け取る。彼を部屋に寝かした後に、まるだしこと悪魔の子に声に話しかける。


「ねぇ、ルドーしないかい?」

「嫌です」

「嫌です」


「かなシックス!」


 クシャトリアが生えた。


~32年後~

「やった!遂に野望がかなったぞ!」

 プノンペン高安はオズメン帝国を復活させ、そこで鮎を国民的食材にし、テニス選手になった。彼の野望は叶ったのだ。彼は喜びのあまりにファイアーボールを時速3億900万キロで投げた。ファイアーボールは岡山にて扇風機を修理しているまるだしこに命中する。


「ビチャア……」

 まるだしこの尻は鋼鉄だった。


 時速約4万キロのファイアーボールと、一振でビルひとつを破壊できる破壊力を持つまるだしこの尻がぶつかり合い化学反応が起こる。









 そして、全てが流しそうめんになった。

TARAKO hokkaido

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