ブルーブルーベリーベリーディストピア
ヴァイオレットシャンプー
ここは労働者の街、労働シティ!
今年で三十路を迎えるブルーマン鈴木は旅に出ることを決心する。
しかしその旅路には沢山の悲劇、葛藤、裏切り、悲しみが待ち受けていた。
労働シティの隣のコミケシティ。ここは同人誌の販売で有名であった。
「早速、旅の準備のために同人誌でも買うか―?
ブルーマンは、この町の同人屋へと訪れた。
「まじかるなのはなちゃんの同人誌くださーい。」
「え、もうそれ、完売したよ。」
「嘘だ......ろ......」
ブルーマンは絶望した。そして怒りの末に、店主に対しこう言い放った。
「おい、決闘しろよ。」
「いいです代、私の正体は魔王ですからね!」
なんと、あたりを見渡すとコミケシティは死体の山だらけの地獄だった。
「これ全部お前がやったのか?」
「そうだよ。」
「許せん!おいそこの高菜!決闘開始の準備をしろー!」
ブルーマンの声に反応する、アルバイトの高菜。
「宣言したら命は助けてもらえるのか?」
「もちろんです代。」
「そうですか......だが断る!」
「何ィ!」
なぜか断る、高菜。それに対して怒り狂うブルーマン。
「俺、高菜が最も好きな事はノーという言葉さ!」
「うるせええええええええええええ!!レッボアロー(問答無用)!」
面倒くさくなってしまったブルーマンが懐からレッボアローを取り出し、高菜に刺す。
「効かん!いや!効いた!」
どごおおおおおおおおおおおおおおおおん!
高菜はその場で爆発四散!
テーテッテテー!どこからかファンファーレがなる。
「決闘(ブルーファイ!)」
ブルーマン魔王の決闘!
ブルーマンの先行!
「俺のターン!監禁されしエクソダスがそろったので33-4で俺の勝ち!」
「なはんかんむ!」
「やれやれ......今回も厳しい戦いだったぜ。」
汗を拭いたブルーマンは、魔王へと手を差し伸べる。
「戦いの後の握手だ、魔王!俺たちは友達だ!」
握手を交わし、ブルーマンは次の目的地、ディア沼シティへと向かう。
その後魔王の店は爆発した。爆発後からは赤いナイフが発見されたという。
こうして世界に平和が訪れた。
そして、時は流れ......30年後......
いっけなーい遅刻遅刻ー!私の名前はイエローウーマン佐藤!どこにでもいる普通の高校生!
「きゃ!」
誰かとぶつかる。
「グンジョウマンくん!」
グンジョウマンくんはブルーマンの息子で、私の幼馴染。
「なんだ貴様は?」
「忘れちゃったの?私だよ!昔と大して見た目も変わってないでしょ?ぶっちゃけ家も性格も大して変わってないと思うよ。まぁ、唯一変わってるところと言ったら、家の扉に無数の足が張り付いちゃったことくらいかな?」
「お前の事なんか忘れたよ、おらおら!」
いきなり私に殴り掛かるグンジョウマン!ぶちぎれた私は、懐からレッボアローを取り出す!
「おら!」
そして刺す!そしたらなぜか私が異世界に転移しちゃってた!
ここは異世界
「びゃああああああああああああああああああああああああああああああ!私は誰?ここはどこ?そうだ思い出した!?私の名前がニジエ !そう私はたしかこの世界の神だった気がする!」
目覚めた私の目の前におっさんが現れた!
「このチェーンソーなら神も殺せる!これでお前を殺す!」
突然襲われる私。
「ファ!?????」
全力で突進するおっさん。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
それを私が回避した瞬間。突如アラームが鳴り響く!
「SOS! SOS! SOS! SOS!」
「なんだこの音は!?」
その音を聞いたオッサンは突然気絶する!
倒れたオッサンの顔を見て、私は衝撃の事実に気づく。
「と......父さん!あなた、だったの......」
倒れた死体から、メモが落ちる。
そこには『魔王の店は、倒産した。』と書いてあった。
そう、父さんのポケットから倒産の通知が落ちてきたのだ!
「とおおおおおおおおおさああああああああああああああん!!!!!」
そう私が叫ぶと地面からクトゥルフ神が現れ、世界が終焉を迎えた。
そしてその後、私はそのクトゥルフ神を倒し力を吸収し、魔王になりコミケに参加した。
この世界に平和が訪れる事を信じて......
レッドマソ。




