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エルフの森の最強神(ロキシス)  作者: ミュウ
対決編
20/86

ロキシス対デミールの王

デミールの王は無傷とはいかなかったのかフラフラしていた。

「くっ、まさかこれほどとは。」

そんなデミールの王に向かって、ロキシスは歩み寄る。

「てめえの部下ももういない。謝って降参して2度とエミル達に迷惑をかけないならばこれ以上何もしないぞ。」

「巫山戯たことを…ここまでやられておめおめと引き下がれるか。」

「そうか、なら勝負だ。」

ロキシスはカグラを鞘から抜いた。対するデミールの王も剣を抜いた。そして、両者の斬り合いが始まった。前に躍り出たのは王の方だった。袈裟斬りに襲い掛かってくるそれを、ロキシスは受けること無く躱す。続けて返す剣で更に斬りかかって来るが、それも全て躱す。そんなことが7回ほど続いた後、

「貴様、真面目にやる気が無いな!?」

自分がおちょくられていると解って王は激昂する。

「舐めているのはどっちだ?」

ロキシスはそう言う。どう考えてもロキシスの圧倒的な強さの前に、王はどうしようも無いことは明らかだった。

「喧嘩を売る前に気付くべきだったな。お前達デミール族が例え何千何万何億居ようと、俺には勝てんよ。」

「黙れ、私は負けるわけにはいかないのだ!」

そう言って、再び突っ込んで来る。ロキシスは落ち着いて、一度カグラを鞘に戻し、居合抜きの構えを取り一閃する。距離が離れていたにも関わらず、王は胴体そして両腕を斬られた。

「ぐぁっ!」

グシャッと、嫌な音と共に王は倒れた。

「うぐっ、くっ!」

「ほう、まだ生きているのか。」

ロキシスは王に近づいていく。すると、

「まだだ、ファイアバード!」

「クリア!」

必死になって魔法を使うが、ロキシスはほぼ同時に無力化させる魔法を唱えて、

「これ以上は無駄だ。サイレント!」

駄目押しに魔法封じの魔法を唱えた。

「クソッ、私の…負けだ…」

「ようやく負けを認めたか。」

ロキシスと王の対決は終わった。

読んでくださっている方々、有難うございます。

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