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9 復活、清流道人

 那吒(なた)火眼金睛(かがんきんせい)玄智真人(げんちしんじん)

 三人は背中合わせ、巴の紋のような陣形で周囲を窺っている。

 桜の樹海。この中に、かの忍び──木ノ枝(きのえ)(たつみ)が潜んでいるはずで。


「…………!」


 木の氣が満ちる中、各々武器を構えて警戒する。いつ何時、どの方向から奇襲があっても、迎撃できるように。

 巽の氣は桜花陣の中、非常に分かりづらい状態だ。神仙である那吒には、おおよその位置は分かる。まだこの桜の木々の間を跳梁(ちょうりょう)しているようではあるけれど。


(あいつ)の狙いは、オレ達……氣を大量に蓄えている、神仙や贋作……!)


 だから必ずまた襲ってくるはずだ。少年神はそう確信していたし、火眼と玄智もそのつもりでその時を待ち構えている。

 だけれども。


(ん? んん?)


 緊迫の中、那吒は小首を傾げる。大雑把に感じる巽の気配が、なんとなしに遠のいている気がする。


「おい、あいつ……」

「離れていってないか?」


 火眼と玄智も気付いた。と同時に、三人、最も大事なことに思い至る。


「おいさる」

「あんたがここにいるってことはさ、清流(あいつ)ら……」


 那吒、口元を引きつらせながら玄智へ向かい続ける。


「いま丸腰じゃねえの?」

「あっ」


 おさる、気付く。

 現在、清流は瓢箪に封じられたままで。そんな彼女を連れている子堅たちは、馬と狐と太子と書生とガキんちょ三人組という取り合わせで。ぶっちゃけ全員、非戦闘要員というか、無力というか非力と言うか足手まとい組合と言うか。

 巽の気配が向かっているのは、その足手まとい組合の逃亡方向で。


「い、いかん! わしってばうっかり!」

「うっかりで済むかクソ猿ーーっ!」

「だっておぬしら窮地であったろう! だからわしもつい!」

「確かにさっきはすっげー助かったけどクソ猿ーーっ!」


 八洲(やしま)の忍びはなかなかの辣腕である。敵戦力が固まったこの場をさっさと脱し、狩りやすい方を狩りに行ったわけだ。当然といえば当然の判断。


「いいあっているばあいか!」


 追うぞ、と火眼。

 那吒と玄智は諍いをやめ、炎の瞳に頷き返す。かくて三人は走り出した。


「くそっ、みんな無事でいてくれ……!」


 那吒たちの願い空しく。非力な御一同はといえば……。




「うわうわうわーっ!」

「もやし! もやし死ぬな! もやし!」

「ひっ、ひぃっ……むり……死ぬ……!」


 馬も書生もガキんちょも、ひたすらに走る禁苑の道。

 必死で逃げる彼らの背後、鋼の手裏剣がいくつも石畳に突き刺さる。

 

「み、皆……!」


 ドカカと土埃を上げて走る紅箭(こうせん)の上から、王晠(おうせい)は後ろの子堅らを振り返る。一人だけ馬に乗せてもらい、早々と逃げる後ろめたさが胸を焼く。けれども太子には課せられた使命がある。


(確か、この先に……!)


 後宮からほとんど出たことのない少年だが、家臣の話から大体の位置は聞き知っている。この道の先に、目指す酒蔵はあるはずだ。

 赤毛の馬の後方では、子堅と子ども達が懸命に走っていた。

 もし荒事に巻き込まれたときのために、子堅は子ども達へ事前に遁走法を仕込んでおいた。夏の過日、スケベ忍軍において学んだ走法である。軌道はじぐざぐの九十九折(つづらお)り、不規則に速度を上げたり落としたり。

 後ろから攻撃を仕掛けてくる少女は、巽と同じく忍びのようだが、遁走法により若干手裏剣の狙いを狂わすことには成功しているようだ。しかし、少女は子堅に集中して手裏剣を投擲(とうてき)している。書生、息を切らしながらこれまで運の良さでなんとか攻撃をしのいでいたが、これ以上は危うい。暗器にかかって死ぬよりも、動悸息切れで事切れそうだ。


「だ、だめだ……ほんとに死ぬ……!」

『子堅殿!』


 青年の懐から瓢箪が叫ぶ。


『もういい! 私を投げてくれ!』

「清流殿!?」


 突然の指示に、子堅は目を丸くする。だが、同時に道人の意図も察知できた。このままでは本当に、子堅はただの足手まとい。桜の陣を抜けてからの、この逃避行は一体なんのためであるか。


「分かった! 逍!」


 子堅は少し先を行くガキんちょ筆頭を呼んだ。振り返った逍が、子堅と清流の思惑を了解したような顔で頷く。

 書生、貧弱な腕で瓢箪を投げ飛ばした。全力で投じた瓢箪は、飛距離こそそんなになく、ぼんぼこと無様に地面を跳ねて転がったけれど。


「先生!」

『頼むぞ逍!』


 逍はすぐさま瓢箪を拾い上げ、走り出す。背後で子堅が「もうだめだー!」と倒れ込む声と音。

 しかし忍びの少女は書生に目もくれない。瓢箪を拾った少年を、ひたすらに追う。


『やはりあの者、私が狙いか……!』


 思った通りと清流は独り言ちる。先刻の巽の言から、神仙や贋作が狙われるだろうことは予想していたが。

 それを聞いていた逍はたまらない。この瓢箪を持っている者が、あの忍びに狙われるということだ。


「ちょ、ちょっと清流先生! やばいじゃん、おれ殺されちゃうよ!」

『ああ、待て待て逍! ちょっとだけ我慢してくれ!』


 あわわ! と慌てる少年を制して、清流は周囲に気を配る。逍の先には遥が、その先には遊が。そして一番先頭を紅箭、そしてその背に乗った第二太子が走っている。


『よし逍! 遥に私を投げてくれ!』

「分かった! 再見(ザイジエン)、遥! ご冥福!」


 逍はためらいなく瓢箪を前方の遥へ投げつけた。


「ったく逍め、ぜんぶ聞こえてるっつの! 祈るなよ冥福を!」


 遥は悪態をつきつつも、ぱっしと瓢箪を受け止めた。そして当然のように遊へ声を張る。


「おい遊! いまから先生投げっから! ちゃんと持って逃げろよ!」

「もうっ、男ってほんと勝手なんだから!」


 紅一点の遊ちゃんは、ぷりぷり文句を言いながらも、遥から回ってきた瓢箪をしっかり受け止める。

 童女の胸に抱えられながら、清流は声高く前方の太子に問うた。


『殿下! すまないが私を受け止めてはいただけまいか!』

「は、はいっ!」


 短いやりとり。一番幼い遊を慮ってか、瓢箪を高く掲げて走る彼女に、紅箭が速度を落とし近づいてくる。王晠が手を伸ばし、瓢箪との距離は徐々に縮まり、あと少しで掴めそう……であったが。

 しかし。


「きゃっ!」

「ああっ!」


 後方からの手裏剣が、遊の手から瓢箪を弾き飛ばした。コロコロ転がっていく瓢箪。速度を上げて忍びが迫る。

 あわやしのぶの魔手に落ちるところであるが、位置関係的に遥の方が清流に近かった。慌てて遥少年、瓢箪を拾い上げ再び走り始める。


「あーもう! せっかく殺されずに済んだと思ったのに! 遊のドジ!」

「うっさい! 年下に危険物押し付けないでよね!」

『危険物……』


 清流は瓢箪の中で遠い目をするが、現状の彼女は危険物で間違いない。


「す、すみません皆さん! 私がしかと掴まないばかりに……!」


 馬上から太子が詫びるが、遊は「ほんとよねー!」と皇族に対しても容赦がない。「うぐっ」と王晠、言葉に詰まる。


『すまないみんな! あと少し! あと少し耐えてくれ!』


 再びの遥の腕の中で、清流が叫んだ。そう、あと少しでこの逃避行も終わりを迎える。清流には確信があった。

 酒飲みの嗅覚が告げている。うっすら馥郁(ふくいく)、酒の香りが漂ってきた。


「おっし太子さま! もう一回これ渡すぜ!」


 遥が前方の太子に見せつけるように、ぐっと瓢箪を掲げた。二度目の受け渡し作戦である。

 もちろんこれを見逃すしのぶではない。再び瓢箪を射止めんと、懐からさらに手裏剣を取り出だす。

 遥は先刻の遊と同じように、ゆっくりと速度を緩める紅箭へ、瓢箪を差し出そうとするが……。


「……なんちゃって!」


 不意に瓢箪を抱え込むと、遊とともに唐突に脇へ逸れた。そして豪奢な建物の裏側へ。


「……小癪な」


 しのぶは大して動揺を見せず、屋根に飛び上がり幼子の姿を探す。屋上から少年の姿を見つけると、彼の目前へ急降下。


「な……!」


 驚く遥を地へ叩き伏せ、忍びは冷徹に瓢箪の在処を探った。年端もいかない少年が苦し気に呻くが、意に介さない。


「くぅ……」

「! 贋作が……」


 捕えてみたはいいが、少年、瓢箪を持っていない。しのぶは無表情だった顔に、いささかの驚きを浮かべる。

 ふと少女は耳を澄ます。この場から遠ざかる、小さな足音がひとり分。おそらくは、一番幼い幼女だろう。

 

──陽動。


 そうと悟った忍びは、即座に足音を追う。


「くそぅ……せめて縛っていけぇ……」


 悔し気な遥の言葉は、聞こえているのかいないのか。


「もー! 遊が一番危ない目にあってる気がするー!」


 遥から託された清流瓢箪を抱えて、遊は清流の指示する方向へ走っていた。建物の裏から出ると、さっきいったん別れた紅箭の馬影が見えてきた。


「清流殿!」

『殿下!』


 忍びの少女は今、遥に気を取られているはず。遊はそろそろ体力的に限界、ここで騎馬の第二太子に持ち運んでもらうのが最善であるが。


「!」


 突然、ぐっと地面が割れて。瞬く間に木が芽吹き、桜の大木が道を阻む。

 

「これは……」

『巽!』


 分断された清流と太子が、同時にその名を呼ばわった。

 と、紅箭の前脚目掛けて手裏剣が飛ぶ。(いなな)き、棹立ちになる駿馬。危うく振り落とされそうになりながら、王晠は手綱にしがみつきつつ見た。

 いつの間に追いついたのか。桜の大木の上に、覆面黒装束の男の忍びの姿。


『おのれ、戦力が少ない方を追ってきたか!』

「あんのクソニンジャ……!」


 突然の怨敵乱入に、遊は立ち止まってしまう。そしてどっと押し寄せてくる疲労。ずっと走り続けて、五歳の遊が平気なわけはない。童女は逃げたい気持ちはあれど、その場にへたり込んでしまう。

 後ろからは忍びの少女。樹上からは巽が飛び降り、遊へと迫る。桜の木の奥から「清流殿!」と太子が必死で叫んでいるが、馬から降りるのに手間取っているのか、間に合わない。


瓢箪(それ)を渡せ」


 以前のおちゃらけぶりが嘘のような、冷たい声で巽が告げる。童女へ向け、容赦なく構えられる白刃。


「い、いやだもん……!」


 遊は拒むが、声が震えている。ぎゅっと胸に抱く瓢箪。


『もういい、遊……! 私を離せ! 奴の言う通りにしろ!』

「やだもん!」


 清流が諭すが、遊は頑なに聞かない。後方からやっと逍と遥が追い付くが、末っ子は忍びに囲まれていて、どうにも手出しができない。


「遊! 遊!」

「やめろクソニンジャ! お願いだよ!」


 子ども達、もはや末っ子と先生を案じて喚くことしかできなかった。巽に対し、口々に懇願と罵倒を繰り返す。けれど忍者がほだされる気配はなく。

 忍び装束の足が、ゆっくりと童女へと近づいていく。遊を案じる兄弟たちの声が、距離が縮まるごとにいっそうかしましくなる。

 そのときだった。状況を変えたのは、誰もが予想だにしていない男達であった。


「いっけーーーー玄智殿!」

「うっきーーーー!」


 子ども達が騒ぐ声に紛れて、実は遥か後方からひたひたと近付いていた二人組がいた。

 子堅と玄智真人である。子堅は玄智におぶられて、玄智は猿の脚力を活かし、宮殿の屋根という屋根を飛び越えて推参し。


「この……クソニンジャ!」


 勢いつけて玄智が巽に突っ込んで。その勢いに乗じて子堅は拳を振り上げて。


「なっ……!」


 振り返った巽の頬桁に、子堅の拳が突き刺さった。

 非力な書生の一撃ではあるが、白猿の勢いを借りての一撃である。鈍い音が辺りに響き。

 殴り飛ばされた巽の身体が、石畳の地面をずざざと擦った。不意打ちが余程効いたのか、忍びはすぐには起き上がれないようだ。


「兄上!」


 しのぶの注意が逸れた。慌てて巽の元へ向かう彼女を尻目に、遊は立ち上がり走り出す。その後を、子堅をおぶったままの玄智と、逍・遥が続く。


「いってぇ!」


 子堅、玄智に背負われたまま腕をプランプラン。もちろん脱臼している。大変に情けない姿ではあるが、そんな彼の周囲を走りながら子ども達といえば。


「うわーんもやしーっ!」

「恩に着るよもやしーっ!」

「もやし大人!」


 各々涙目で感謝感謝の雨嵐である。いまこの瞬間、子堅は間違いなく彼らにとっての英雄であった。脱臼してるけど。


『遊!』


 瓢箪から清流が声を上げる。遊は頷き、最後の力を振り絞り。


「太子さま! 手ぇ出して!」

「ああ!」


 やっと合流した馬上の王晠へ、瓢箪を手渡した。

 瞬間、紅箭は加速する。その名の通り、紅い()のように。

 そして遥か後方。だいぶ距離を開けられた巽としのぶが、やっと遁走する一行へ意識を向けた。


「逃がすか!」

「兄上!」


 覆面越しに血を滴らせながら、しのぶを置いて巽が駆けだした。黒い影は一陣の風のように、子ども達と子堅を追い抜き、紅箭を追う。

 しかし時すでに遅し。紅箭は今まさに一棟の建物──酒蔵へ飛び込むところ。駿馬は棹立ちになり前脚を掲げ、全体重を乗せた蹄を酒蔵の扉へお見舞い。するといとも簡単に蝶番が壊れて、倒れた木の扉を踏み、馬影は薄暗い倉庫の中へ滑り込んでいった。


「ちっ……!」


 まずい。巽の三白眼は前方の状況に、明らかな狼狽を浮かべる。

 忍びの観察眼はもちろん、視界にちらちらする瓢箪の豹変ぶりを捉えていた。以前見た時と比べて、くびれの部分が太くなり、全体的に膨張しているようだ。なぜそんな変化が起きたのか定かではないけれど、瓢箪の内に入っている人物と、馬が消えて行った建物のことを考えれば、当然嫌な予感しかしない。

 けれども巽には選択肢が一つしかなかった。虎穴と知りつつも酒蔵へ飛び込み、恐れていることが起こる前に瓢箪を回収する。それが今の彼の「最善」で。


「そこか!」


 紅箭の闖入(ちんにゅう)と間を置かず、巽は酒蔵へ突入すると、いきなり手裏剣を放った。そこにいるはずと目算していた場所に、やはり紅箭がいた。その大腿へ突き刺さる鋼の手裏剣。

 けたたましい声で馬が(いなな)いた。紅箭は恐慌をきたし、前後の脚をばたつかせ右往左往。背に乗る太子のことを忘れたかのように暴れまわり。


「う、うわぁ!」


 鞍から王晠が転げ落ちる。幸い頭も打たず、瓢箪も抱えたまま。けれども落下の痛みに呻いている場合ではない。

 王晠はすぐさま起き上がると駆けだした。薄暗い倉庫内には、酒の匂いと甕が満ちている。


「清流殿!」

『どれでもいい! 私に酒を!』


 それで説明は十分だった。王晠は目の前の甕へ、酒へ。瓢箪を叩きつけるようにぶち込んだ。

 そうはさせじと、背後から迫る巽だったが。彼のさらに背後から、忍び装束の首元を羽交い絞めにする腕が現れる。火眼だ。


「て、てめえ……!」

「ここでしまいにしよう、くそにんじゃ」


 言いつつ火眼がぐっと腕に力を籠める。さらに両腕を締め上げ、いまや八洲の忍びは完全に身体の自由を奪われた。

 玄智に遅れて到着したのは、火眼だけではない。酒蔵の外では、那吒がしのぶを抑えていた。形勢逆転である。

 酒蔵の内と外で、贋作・神将と忍び二人は膠着状態。そんな中、瓢箪が漬け込まれた酒甕からは、ぐびりぐびりとなんとも心地よさげな音。


「放しやがれ!」


 巽が火眼の拘束をやっと抜け出したのと、酒甕が割れるのはほぼ同時だった。三白眼に酒の飛沫(しぶき)が映るが、もう時すでに遅し。


「よう巽」


 不意に巽は抱き寄せられて、柔らかいものに羽交い絞めにされた。


「久しぶりだな」


 三白眼を見下ろす、絶世の美女のしたり顔。酒に濡れた黒い衣、そして。

 そして忍びの顔の両脇をぷよんと囲む、柔らかくてすべすべで、とにかく豊満な双丘。

 酒を飲んで飲んで飲みまくり、瓢箪の封印を破り、ついに復活したおっぱい道人……ではなく清流道人だ。

 女体、密着。こんな場合でなければご褒美だったものを。


「────ッ!」


 覆面からは、滝のような大喀血。

 八洲(やしま)の忍び、ここに敗北である。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 関節やおっぱいなんかのギャグがシリアスバトルの伏線に……! こういうの、燃えます!!
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