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異世界行ったらチートになると思ってた?その通りだ!  作者: 黒谷白月
幼女と一緒に異世界探索編
1/5

序章 幼女な神はどSで気まぐれな奴だと思ってた。

初投稿だからビビってます。黒谷白月です。ノリで描いたので誤字脱字はご勘弁オオオ!とまぁこんな感じです。

「とても残念なことですが、貴方は死んでしまいました!ねぇ今どんな気どんな気持ち?」

「なにこいつぶん殴りたい!」


こっちを指差して笑う幼女とそれにイラつく高校生という謎の光景が繰り広げられていた。


先程死亡宣告をされた高校生斎藤響夜こと俺は何故、どうして、と思考を巡らせていた。


時は遡ること数時間前の事である。


俺はいつもどうり屋上で昼休みを過ごしていた。そしたらいきなり雨が降り始め俺がいた場所にピンポイントで雷が落ちてきたが、その前に俺が帰っていたので当たることはなかったが、帰宅途中にまた雨が降り始め雷に巻き込まれて死んだ、らしい。

そして現在にいたる。


「……死んだことは分かったよ。いや、分かんないけどさ。まずお前は誰?」

「私は神です!」

「頭でも打ったのか?」


この幼女は少し頭がおかしいらしい。


「今私の頭がおかしいとか思ったりしましたか?」


何故かバレた。


「何故バレたかですか?それはですね私が神だからです!」


ヤバい。この幼女かなり頭おかしい。


「付け加えるのなら貴方を即死させた雷も私が落としました!!」

「ぶん殴るぞ。というか殴らして」


俺はこいつを殴ってもいいと思う。というか殺しても良いと思います。


「思考が物騒!……え?ほんとに殴らないですよね!?待って待って!話を聞いて!ほら、人は会話をする生き物ですよ!いやぁぁ野蛮人に襲われるぅぅ!犯されるぅぅ!」

「犯さねぇよ!野蛮人でもねぇぇ!!」


おい幼女ぉぉ!助けを呼ぶな!って誰も来ねぇじゃねぇか!……うわ、幼女の側近みたいな人達めっちゃ笑ってんじゃん。カワイソーダナー。


「……まぁ、殴るのはあとでいいや。絶対殴るけどな」


一瞬だけ許しを貰えた子供みたいな顔が、すぐに絶望した顔になった。涙目で懇願されても俺はコイツを殴ります。当然の権利だろ!


「……え?」

「ほら、さっさと話せよ。絶対あとで殴るけど」

「グスン殴るには殴るんですね……はい、もういいです。話しますよ!真面目な話をすると今回の事は完全に私が悪かったです。まさかノリで雷を落とした先に人がいるとは思ってませんでした。本当にごめんなさい。ということですので私は貴方を異世界に転生させてもらおうと思うんですよ」


テンプレかな?チートかな?ハーレムいらない。俺、人と話せない。人見知りだよぉぉぉ!


「あ……そうでしたね。でも、もう断れませんよ!何てったって用意はできてるんですからね!」

「な、なんだってぇぇぇ」 

「期待通りの反応ありがとうございます。まぁ、行ってみれば気に入るかも知れないですし行ってみてくださいよ」

「お断りできないなら、行くよ……一人でも楽しいだろうし……」


面白そうなので仕方なく仕方なぁぁぁく行ってみることにした。すると幼女はパァと表情が明るくなり俺の手を両手で握ってこう言った 


「ありがとうございます!実は凄く言いにくいのですが今貴方が転生することが決定した世界ですが今、荒れてますから!そりゃもう引くくらい」

「な……!」


俺は言葉を失った。……コイツ嵌めやがった。詐欺か?


「ザーンネーンでーしたー!さっき申し上げたとうり貴方がその世界に行くことは決定事項になってるんですよ。何故って?既に決定事項だからですよ!!」

「はぁ!?そんなの取り消しに決まってるだろ!手口がほとんど詐欺じゃねぇか!!」


すると幼女はほくそ笑みながらこう言った。


「詐欺と言われようがなんと言われようが、私は貴方を転生させます!!楽しい見世物になりそう!」

「こいつ清々しいくらいに言いきりやがった!ていうかそんなことだろうとは思ったよ!」


なんだこの自己中女神!!悪魔の間違いじゃねぇの?コイツが魔王だったら俺勇者でいいよ!コイツ討伐させて!!


「さぁ逝くのです!!私を楽しませるために!さぁ!さぁ!」

「おい行くのニュアンスが違う気がするぞ!!てか俺は絶対に行かんぞ!」

「ち・・・頑固な童貞ですね!学校でクラスメイトに話しかける勇気もないチキンなくせに!」

「ぐ・・・童貞は認めるけど!チキンではない!ただ慎重なだけだ!」

「それをチキンって言うんですよ!チキンじゃないって言うなら友達の一人や二人いるんですよねぇ!?」


俺の心がバキッと折れた。アハハ……アハハ……


「あ、あれ?どうしました?……し、死んでる」

「死んでるよね、そうだよね。やっぱり童貞はいらないよねクラスのみんなも邪魔そうにしてたもんね。ごめんなさい。ごめんなさいごめんなさい」

「あ、マズイ。心折っちゃった」

「大丈夫だから。大丈夫大丈夫俺は大丈夫だから、俺みたいな奴と一緒にいると臭いとか移っちゃうよ?ほら、散れ散れ」

「ちょ、これほんとに大丈夫じゃないやつじゃないですかぁやーだー」


そして1時間俺は幼女に慰められ続けた。俺達は何故か仲良くなっていた。


「はぁはぁ、貴方は異世界に行ってくれますか?」

「はぁはぁはぁ、わかったよ……行くよ!」

「あ、ありがとうございます!ふぅよかった~」

「身体能力は上げといてくれよな」

「あ、はい!あと魔法を使えるようにしますね」

「おう、ありがとな」

「後はこれあげます。切れ味は聖剣にも劣らないサバイバルナイフです!どうぞ!」


最強のサバイバルナイフを手に入れてしまった。まぁ別にいいかだって俺勇者でも何でもないんだからな!


「それでは、貴方を転生させます。では貴方に祝福があらんことを」

「こういうときは真面目なんだな。俺もう本音聞いてるけどさ」

「こういうときだからこそ真面目なんですよ!では行ってらっしゃい。」

「おう、行ってきます!」


ここから斎藤響夜の異世界生活が始まった。

そういや殴ってねぇや

どうでしたしょうか。こんなノリで続いて行くファンタジーです。まぁ幼女神さんのキャラですが半分位私の趣味です。なんかいいよねああいうキャラ!次の話ですが2週間以内出せればいいかな、と思っております。


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