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東方博麗物語  作者: モノの消しゴム
妖々夢編
10/16

凍った湖の上で

始めての戦闘です。


とても下手ですが、どうか最後まで読んで下さい。


「…ねぇ、霊夢ぅ〜」

「ん〜?」

「5月だねぇ…」

「5月ねぇ…」

「何か知らないけどぉ」

「ん〜〜」

「雪がまだ降ってるねぇ〜」

「そうねぇ。降ってるわねぇ」

「これってさぁ〜」

「ん〜」

「異変、だよね〜」

「そうね〜。異変ねぇ…」

「解決しに行かなきゃね〜」

「そうね〜」

「でもさぁ…」

「ええ…」


「「こたつから出たくない」」


今、僕と霊夢はポカポカのコタツにみかんにせんべいという天国にいる。これですぐ動ける人がいたら僕は尊敬する。


今の季節は初夏…のハズなんだけど外は未だに雪が降っている。これは完全に異変だ。分かっているのだけど…


「まぁ、いつか勝手に異変なんか解決するでしょ。魔理沙とか」

「そうだね。今回はパスという形でいっか」


ダラダラダラダラダラ……


あぁ、良い気持ち……













「ってダメよ。解決しに行かないと」

「えぇ〜…」

「私も危うくグータラする所だったわ。流されそうになった」

「流されば良かったのに…」

「あ?」

「何でもないです」


…ちぇ。折角久しぶりに霊夢とコタツでダラダラ出来ると思ったのに。誰だよ。異変なんて起こしたのは。


****


うわぁ。外は寒いなぁ〜。今なら普通ポカポカしてて気持ちいいハズなのになぁ。


「で、外に出たのはいいんだけどさ、何処に行くの?」

「…そうね。その辺で情報収集的な事しましょうか。…てか、何であんたまで来てるの?」

「え?悪い?」

「いや、悪くはないけどさ。前の異変の時は来なかったし…」

「いや、何と無く来ただけだよ。帰って欲しいなら帰るけど?」

「いや、別に帰らなくてもいいわよ…」


さて、何処に行こうかブーラブーラしていると、何と無く僕らは紅魔館の近くの湖に来ていた。5月なのに湖が凍っている。アイススケートという今子供の妖怪の中で冬にだけ流行るアレ。今なら出来そうだ。


「何と無くここまで来たけどどうしましょ」

「うーん…」


「あ!薫だ!……っげ!霊夢までいる…」


今っげって言ったよね…。霊夢どんだけ恐れらてるの…。この声の主は十中八九…


「君だよね、チルノ…」

「そうだよ!」


チルノはとても元気な声で返事をした。冬の季節なので元気が良いのだと思う。


「チルノ。っげって何よ。っげって。酷くない?」

「いやぁ、霊夢を見たら大概の妖怪がっげって言うと思うよ?」

「え?な、何で?」

「ボコにされるからに決まってるじゃん」

「私は意味なくボコになんてしないわよ!」


二人が言い合ってる間僕は気付いた。チルノなら知ってるかもしれないな。この異変。冬の妖精だし。


「ねぇ、チルノ。これ分かる?」

「これって?」

「あー。今5月なのに季節がまだ冬だろ?これの原因」

「んー。薫が私に勝ったら教えてあげるぞ!」

「…えー…」


結局は勝負を挑んでくるのか…。でも、もしかしたらチルノなら分かってるかもしれないし。


「はぁ…。分かったよ。もぅ…」

「え?薫。勝負するの?」

「うん。ゴメンだけど霊夢は先行ってて。すぐ追いつくから」

「ええ、分かったわ。瞬殺してきなさい」

「まかしといて」


b(グッ)と親指を立てると霊夢は先に進んで行った…。


さて、とっとと片付けますか。


****


(霊夢)


………まぁ、薫ならすぐ追いつくでしょ。チルノも馬鹿ね。薫に勝てるワケが無いのに…。というよりチルノ。本当に原因分かってるのかしら?ただ薫と戦いたかっただけじゃ…。……それなら薫、ドンマイね。


「…というより、寒いわね」


私は首のマフラーを少し強く結ぶ。


「良い加減にしてほしいわね。本当ならもう眠ってる季節なのに」

「春眠暁を覚えず、かい?」

「どっちかつーと、あんたらの永眠かな?」


私の前に現れたのはレティホワイトロック。寒気を操る程度の能力で冬にしか現れない妖怪。恐らく冬が長いから力がみなぎってるのだろう。見て分かる。


「ねぇ。この異変の原因分かる?」

「さぁ?でもこのままでいいじゃない」

「あんたはね。私らは困るのよ」


知らないなら、もう用無し。とっとと進みましょう。


「知らないならもう良いかしら?」

「解決しに行くのかい?」

「もちろんよ。それが博麗の巫女の仕事…」

「なら、少し痛みつけておきましょうか」


え?何で?異変解決が巫女の仕事なのに、それなら痛みつけるって…。どうやらボコにされたいみたいね…。


「邪魔するならボコにするけど?」

「ふん。冬にしか外におられない私の気持ちを知りなさい!」


そう言うとレティは弾幕を飛ばしてきた。


****


「チルノはそんな程度で僕を倒そうとしたのか!?」

「こんなの全然本気じゃないわよ!」


さっきから僕はチルノの弾幕を避け続けている。挑まれたら毎回そうだ。最初はどのくらい成長したか確認する。でも、今回もまだまだ。弾幕にキレがない。隙間が多い。こんな程度じゃ僕は倒せない。傷さえつくれないね。…そりゃ、だいちゃんとか今のルーミア、リグルとかよりは強いんだけどね。


ちなみに使うスペルカードはお互い1枚にしている。


「くそう!当たれぇ!氷符「アイシクルフォール」!」

「お、きたね」


チルノの最も使うスペルカード。これが来た時は少し注意しないといけない。何故ならば使うたびに少し弾幕の形や早さなどが変わっている。


まぁ、今回も余裕で全て避けれるだろうね。そろそろ僕もスペルカードを使うかな。早く霊夢に追いつかないといけないし。


そう思っていたら、


「っ!?」


チルノの弾幕が僕の服を掠めた。何故だろう?弾幕が目の前に来たから下へ避けた。それなのに当たった。


あーあぁ。これ霊夢に怒られるよ…。てか、血も少し出てるな。クソッ。


辺りを見ると、やはりいつも通りのアイシクルフォール。いや、待てよ。先程より少し霧が濃い…


っ!


「そうか!霧を利用したのか!」


チルノはニヤリと意地が悪そうに笑った。


今回のアイシクルフォールはどうやら見える弾幕と見えない弾幕がある。見えない弾幕はこの辺りの霧で隠している……という事かな。


っち。チルノのクセに霧何か出しやがって。もう僕はオコだぞ!


「チルノ!良くやった!少し成長したけど、まだまだ僕を倒すのには程遠い!重符「重力結界(グラビティホール)〜Level3〜」!」


確認しようか。僕の能力は力を操る程度の能力(3話参照)だ。だから、重力は普通に操れるし、一番弄りやすい力なんだ。


僕が宣言すると、チルノは終わった…みたいな顔をしている。…まぁ、この弾幕は避けようがないしね…。


このグラビティホールはレベルがあり1〜10まであるのが特徴だ。チルノには3で十分だよ。


このスペルカードは、まず(チルノ)を結界に閉じ込める。この結界は特殊で中は無重力。だから、弾幕なんて避けれたモノじゃないんだ。後は僕が作った超小さい弾幕をいっぱい結界に投げ込んだら、


ピチューン


良いだけだ。


このスペルカードを最後まで避けきったのは、指で数えれるかどうかの人数だ。


「…さて、チルノ。教えてもらうよ?」

「…いてて、もう少しだったのになぁ…」

「まだまだだよ。精進しなさい」

「次こそは勝ってやる!」

「はいはい…。で?原因は何なんだ?」

「知らないよ?」






ドガーーーーーン!!!!




ピチューン………









途中、東方妖々夢のセリフかりました。


次は霊夢とレティです。

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