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”私の彼氏はいつも私に、”世の中のモノは二つあればどちらかを天秤に かけて選ぶように出来てんだよ“と偉そうに私にそう言うのよ!“

作者: 七瀬
掲載日:2026/06/14






”私の彼氏はいつも私に、”世の中のモノは二つあればどちらかを天秤に

かけて選ぶように出来てんだよ“と偉そうに私にそう言うのよ!“




彼はいつもどちらが利益に繋がるかを考えて決める男だった。

私も当時彼と付き合う前までは、”もう一人女性が居たわ!“

彼は、”私とその女性を天秤にかけて私を選んだのだけど、、、。“

もう一人の女性は彼にフラれて直ぐに他の男性と付き合った。

彼女もまた彼ともう一人の男性を天秤にかけてその男性を選んだのだろう。



・・・でもその事を彼は知らない!

私は当時、彼に選ばれた事が凄く嬉しかった。

なんの疑いもなくただただ喜んでいたのだ。

でも彼と付き合ってその後、その事を聞いて物凄くショックだった事を

今でもハッキリ憶えている。

彼は本気で私が好きで付き合った訳じゃないと思う。

ただもう一人の女性より私の方がマシだったから付き合ったのだろう。

それに比べて私ときたら? 彼に選ばれた事が物凄く嬉しくて

その日の夜はなかなか寝付けなった。




『”ねえ? どうして私と付き合いたいと思ったの?“』

『えぇ!?』

『”本当は私の事なんか好きでも何でもなかったんでしょ!“』

『・・・ひょっとして怒ってんの?』

『お、怒ってないよ今は、』

『”今はか。“』

『あの時さ、もう一人の女性ってどうなったんだろうね?』

『違う男と直ぐに付き合ったって聞いたけど!』

『”えぇ!? 知ってたの?“』

『まあな、知らいフリをしてただけだよ。』

『・・・そ、そうなんだ、』

『”あの子もあの時、俺とその男を天秤にかけてたんだよな。“』

『・・・ううん、』

『”俺はアルで良かったと想ってるよ。“』

『ホント!?』

『・・・あぁ!』





・・・あの言葉が彼の”本心なのかは今でも分からないけど、“

それでも彼がああ言ってくれた事は嬉しかった!

私は心から彼が好きだったからだ。

今もその気持ちは何にも変わらない!

ただ彼の本心を今は知りたいだけだ。







 *






『”・・・俺さ、実は今の彼女の事そこまで好きじゃないんだよな~。“』

『じゃあーなんで付き合ってんの?』

『”お前が俺とあの時、付き合ってくれなかったからだろう。“』

『ああ~そうだったね!』

『”ああ~そうだったねじゃねーよ!“』

『あの時さ、ワタシも他の男性が気になってたから仕方がないじゃない!』

『”でも、もうとっくにそいつにフラれて別れてんだろう? 

じゃあ、今ならいいじゃん!“』

『・・・うーん、まあ、そうなんだけど、』

『”俺と付き合え!“』

『彼女が居るでしょ!』

『”俺と付き合ってくれるなら直ぐに彼女とは別れるよ。“』

『やめてよ、龍平とはこの先も友達のままでいたいの!』

『”俺はずっとレノアと付き合いたいんだよ。“』

『もうこの話はやめよう、それより今度二人で旅行に行かない?』

『・・・うん、別にいいけど、泊りか?』

『そんな訳ないでしょ! 日帰りよ!』

『まあいっか、彼女には内緒で行く訳だし......。』

『”別にワタシと行くって言ってもいいんだけどね!“』

『バーカ! そんな事言えねーよ! 彼女が不安がるから!』

『”なんやかんや言って龍平って、彼女の事が好きなんだよね。“』

『はぁ!?』

『”自分の気持ちに気づいてないだけじゃないの?“』

『何言ってんだよ、俺が好きなのはレノアだよ!』

『まあーいいけど!』

『なんだよそれ? まあ、いっか!』

『いいよいいよ! 旅行行こう!』

『いえーい!』






・・・彼の気持ちは一体、どこにあるのだろう?

例え、彼の気持ちが私になくても私は彼と別れたくない!

”何故なら私は彼が好きだからだ。“

自分の気持ちに嘘はつきたくない!

だから私は彼にフラれるまでは、絶対に彼と別れないと心に決めている。



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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