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プロローグ
初めて書いた小説なのでお見苦しい所もあるかと思いますがよかったら見ていってくだされば光栄です。日に日に更新していくと思いますのでよろしくお願いします。
この地球の生き物、物または有機物、無機物全て例外なく重力に縛られている。
僕がこの事にきずいたのは何時だっただろうか。
幼稚園児の時、はたまた小学生の時だったかもしれない。
しかしある時僕はテレビで見た、宇宙で重力に縛られず浮いている人を。
俺は感動した、テレビの前で目を輝かせていた。
別に宇宙に興味があった訳ではない、ただその「浮く」というそのもの事態に感動していたのだろう。
そんなものはアニメや漫画の世界だけだと思っていた。
しかしテレビの向こうでは本当に人が浮いている。
その日から僕は時間があれば自分が浮いている所を想像する様になった。いや想像というよりも妄想に近かったかもしれない。
その自分だけの世界にのめりこんでいた。そんな暮らしを続けている内に、地球の重力が鎖に見えてきてしまった・・・