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エピソード4 私が語っておりません

良心 : あなたは、ただ神によって自身の唇が動き、語っておられていることを感じとりなさい。それによって、あなたは、本当のあなたになれることをも、知って下さい。


暗夜 : 私の口元から神が語られているなんて、想像すらしておりませんでした。腹立たしさまで覚えてしまいます。訳が分かりません。なんで、あなたは、いつもいつも、そんなにも私を懲らしめるのですか?


良心 : それは、あなたが未知なる可能性を百千(ももち)に、秘めているからです。懲らしめられていると感じるならば、それだけ、あなたが、真摯に受け止めている確かな、証拠であることを知りなさい。それだけの真剣さと、覚悟があることを、あなたは、今、学んだのです。これは、正しき巣立ちが近づいていることにも、繋がっております。今、あなたには、確かに、翼が生えてきていることに、素直に喜び、気付いて下さい。この煌々とした愛や光を、今は、素直に、受けとれなくても、すでに、腹では、受けとりつつある事実に安心しなさい。あなたはこれまでも、太陽や月、星辰(せいしん)の光と、そのただ一つの御命を受け取ってきたのですから。


暗夜 : それでも私は、自身がただ語っているだけのようにしか、感じられないのです。


良心 : この空を見てごらんなさい。私達には、限りあるようにも見えますが、ただ一つだけの空なのです。その先には、私達には計り難い宇宙まで潜んでおり、すでに私達は愛されて、包まれております。神は全て御見通しであることを、頭の片隅ではなく、いつか、恋に焦がれるかのように、全身全霊で、求めるように、なることでしょう。あなたが、分からなく、そのような疑問を抱いている時点で、既に、清らかな種が発芽してきていることを感じて下さい。深く、もっと深く自分を愛してあげて下さい。そうしたら、その裾野は、あの富士の如く、麗しく広がっていくことでしょう。そうです、あなたの愛が成長するのです。元々、言葉の起源を辿れば、神のものなのです。私達人類は、神の御言葉を借りて生きていることに、気が付きなさい。


暗夜 : 私には止まない雨があるのです。ですから、そのように、明るく素直に捉えることが、出来ません。


良心 : 止まない雨はありません。それは、この世界は、相対的な世界であり、有限であり、無常であるからです。その無常という常を受け入れた時に、あなたは、本当の雨の意味を知り、旱天(かんてん)慈雨(じう)の恵みを受け取ることになるでしょう。思う存分に、悲しみなさい。それは、優しさを育て、いつの日にか、大きな慈悲に変わるからです。天然自然なこれらと同じように、あなたは、あなたの唇から、神と共に、世界を創造しているのです。

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