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想像の世界  作者: 危等美 来
第1章「魔界」
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第5話「叶の能力」

 注意書きになってしまうのですが、今回は少し意味の分からない表現があったり、勝手に納得していたりする所があると思います。

 書き方が分からなかったので、そこは大目に見てください。では楽しんで下さいね。

 私は女神様の部屋へ行った。能力について調べたって言っていたけど、過去にそういう人間でもいたのかな?

女神「さて、では話させてもらいます。」

叶「あ、はい。」

女神「まず、貴女は自分の能力についてどのように考えていますか?」

 面接かな?

叶「思った事が実現する能力、ですかね。」

 身体が勝手に動いて友達を突き飛ばしたり、牢屋から出た時にめちゃ高い壁をジャンプ一つで跳べたり・・・あれ、これじゃあ身体能力強化とかその辺りだな?でも花さん助ける時にナイフ出たし、シャーペンとかも出たし、、防音の結界とかも張れたなぁ。・・・思ったことが実現する能力かな!!

女神「なるほど、いい線をいっていますね。(おおむ)ねその通りです。細かい所は異なりますが。」

叶「細かい所・・ですか。」

 つまりは全体的ならそれで合ってるわけか。

女神「はい。過去の資料に貴女のような能力が存在していたと記されていました。使いようによってはかなり危険な能力だと。」

 危険な能力か・・・。

叶「危険というと、命に関わるってことですか?」

 女神様は無言で頷いた。表情も心なしか険しい。それほど危険だということか。。。

女神「・・・単刀直入に言いますと、貴女の能力は、所謂(いわゆる)錯覚のようなものです。」

叶「・・・は?え?錯覚?」

 錯覚ってことは要するに実現させているわけではないということですか女神様。

女神「はい。叶さんは錯覚という言葉で何を思い浮かべましたか?錯覚に対する印象というか、考えというか。」

叶「え〜と、錯覚っていうと、目に見えないものが見えたり、極端に言うなら幻覚・・って感じですね。」

 人間界では目の錯覚を利用した服とかが売ってるな。体を細く見せたり胸を大きく見せたり。その他諸々。

女神「そういうことです。」

 言うのが面倒になってきましたか?女神様。

叶「そういうこと・・・」

女神「はい。さっき自分で言ったじゃないですか。・・・幻覚ですよ。」

叶「つまり、私の能力は幻覚・・・?」

女神「厄介なことに、ただの幻覚というわけでもないんです。貴女の能力は・・・」

 其処で女神様は一旦言葉を切った。顔に影がかかる。その表情は言い方を考えているようだった。そんなによくないことなのか。。。

 女神様は口を開く。

女神「自分の精神と他者の精神をリンクさせるんです。」

叶「・・・えぇ、、っと、それは、自分の精神に実現させたいもの、錯覚させたいものを強くイメージさせて、それを他者の精神にも映らせる?みたいな感じのことですか?」

女神「はい。精神が逆ですが。」ボソッ

 でも、それがなんで命に関わる事に・・あ、精神に関与するからか。あれ?でもそれって、

叶「錯覚って関係あるんですか?」

女神「叶さんって頭が良い時と悪い時がありますね。関係ありますよ。・・錯覚は存在しているものに対しての認知を歪めてしまうもの。幻覚はそもそも存在しないものを認知してしまうもの。貴方の能力は自分に幻覚をかけ、それを相手に、、いえ、周囲に認知させる。そしておそらく、元々存在しているものに対しての認知すら歪めてしまう。身体能力の向上などもできるのでは?・・・精神をリンクさせるというのは、貴方が見ている幻覚が精神から精神に映って見せているから。・・・幻覚の射出口が精神だと思っていただければ。」

 さっき何をボソッと言ってるのかと思ったら、精神を使って錯覚させるんじゃなくて、錯覚させる為に精神が使われているわけだ。射出口なんだ。

 で、身体能力の向上もされる。。いや、私が自分の体でできると錯覚しているからできる。。錯覚と幻覚が両方能力ってことかね?しかも錯覚が実現してるってことは・・・うん。よく分からん。

叶「とすると、危険というのは能力を出す部分が精神であり、能力に影響を与えられる部分も精神だから、、、直接精神に影響を与えてるのが結構ヤバいと・・・」

女神「当たりです。」

 それなら確かに合点がいくかな。精神の仕組みはまぁ知らないけれども。ヤバそうだもんな。

 ・・私の能力って、確かに危うい能力だな。だってつまりは、相手が死ぬ事をイメージ→相手の精神にイメージを映す→双方のイメージがリンク→どんな風に死ぬかの情景が見える→心臓発作とか起こして死ぬ。みたいなことが起こるわけだよね?

?「恐ろしい能力だなそりゃ。特に相手を殺すってイメージを持ってやってるところが。」

叶&女神「何で此処にいる/のですか!」

 今回で叶の能力が命に関わると言うことが判明しましたが、そこはどうでしょうか。

叶「作者は私を殺したいんでしょうか。」

 いえいえ、生きて下さい。

叶「しかも作者様の頭があれというか、、言葉での表現の仕方がかなり分かってなかったよな。」

 うるさい!日本語が難しいのが悪い!

 ・・・コホンッ!ではでは、

作者&叶「次回もお楽しみに!」

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