表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
想像の世界  作者: 危等美 来
第1章「魔界」
2/98

第2話「出会い」

一週間ぶりです読者さん!

今回は主人公が能力について考察したり、友達との勉強会で事件が起こったりします。

とりあえずは、楽しんで読んで下されば幸いです。場面を考えたりしてみたら楽しさが倍増するかもしれませんね。

能力が目覚めてから一週間が経過している。その一週間の間で、能力の正体を考察してみた。

おそらく、思った事が実現できるのだろう。つまりはイメージの創造。例えば、ペンが欲しい時に実現化したり。でも、本当にそこに「ある」訳ではないみたいで、書けないのが難点。要は見えるだけ。使えるのか使えないのか・・・。

結果的にはそれぐらいしか分からなかった。

そういうことで今考えるのはこれくらいにしておく。心の整理がついたところで、今は・・・

桜「・・なので、勉強会でもしません?」

今は友達と帰っている途中。失礼なことに、考え事しながら話してるっていう。覚えてる?月光(つきひかり) (さくら)さん。私の大学初の友達。

叶「勉強会?いいけど、なぜに?」

桜「話聞いてなかったですね?一週間後にテストだからですよ。」

叶「ごめんごめん。そういえばそうだったね。んじゃ、何時からにする?」

桜「帰ってからすぐに・・そうですね、大学の門前で集合しましょう。」

叶「分かった。」

テストか。大学開始から二週間でテスト。早っ!


叶「ただいまーっと、おかえりーっと。」

なにせ私は一人暮らし。一人芝居でもしないと寂しいんだよ。因みに家事全般してます!

叶「・・・何これ?」

玄関で一人芝居をしながら寛ぎのお部屋に入ると、そこで見た光景にビックリするしかない。

叶「なんか、部屋がすごいことになってるよ?」

荒らされていた。何目当てかは分からないが、とにかく荒らされていた。机に手紙が置いてある。

夢月(ゆめづき) (かな)、初めまして。勝手に部屋を荒らした事を謝罪する。さて、本題に入るが、お前、能力者だろう?・・・今日の夜に迎えに行く事にしよう。荷物をまとめておく事だな。』

・・・意味がわからない。人の部屋に不法侵入した挙句に迎えに来るとか意味わからん。本題もクソもあったもんじゃない。夜って書いてあるけど、普通に考えて時間書いとけよ。

叶「気持ち悪い手紙を受け取ったけど、今は勉強会に行くか。・・帰りたくないけど、普通に考えて私の事を見てるはずなんだよなぁ。」


叶「あー、うん。知ってた。」

桜「はい。」

分からないところ、講義で理解しきれていなかった点を共に悩み合おうかと思って勉強会をしたところ、見事に分からないところが無かったという事件が!悩みは・・勘違いが度々あったけれども。

叶「んじゃ、そろそろ6時回るから私帰るわ。」

桜「はい。また遊びに来てください。・・私も、遊びに行っていいですか?」

叶「当たり前だろ。じゃあな。」

桜「はい。気を付けて。」


桜の家からの帰り道、部屋の前に誰か居た。

叶「あの、何か用でしょうか。」

?「初めまして。手紙の主です。」

手紙の主。つまり、

叶「不法侵入&誘拐&器物損壊?」

秀「不法侵入はしたけど、残りの二つは覚えがない。さて、改めまして、夢月 叶さん。俺の名前は秀。苗字は無いんだ。魔王様の命により、連れて帰ります。」

叶「・・・。」

魔王様ってなんだよ。え?ひょっとして魔界ですか?魔界に連れていかれる系の?

叶「抗ってもいい系の?」

秀「・・あー、その方が盛り上がりますので。」

抗いましょう。期待に添えて。

ここまで読んで下さり有難うございます。今回から波乱の予感がしてきましたが、どうだったでしょうか?よろしければ感想などいただけると嬉しいです。

叶「次回からとうとうバトルか!?楽しみだぜ!」

秀「俺が勝つけどな。」

叶「俺に決まってるだろ!」

バチバチ・・

作者「頼むからここで喧嘩するなよ。」

それでは皆さん、また次回!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ