現代哲学の潮流と趨勢 および未来哲学への概観
現代哲学の大きな潮流を示したい。そして不肖、わたくしの未来哲学への、予想も併記したい。
ハイデッガー
結局、時間も空間も「存在」をとらえんとして吾の意識が仮設した?仮想ツールだったのではないか?
ニーチェ、(ニヒリズム)
彼の出発点は、ギリシャ文明とショーペンハウエル哲学でもある。ニヒリズムと実存主義の元祖である。神の死による現代の混迷、人は神なしでやっていけるのか?神から解放された人間は、拠り所、逃げ場所を失って、途方に暮れるだけではないのか?
いや、生命への意志、権力への意志があるではないか。永劫回帰を全肯定して強く生きるのだ、
それこそが超人なのだ。
フロイト (精神分析)
深層意識を科学的にはじめて位置づけた。とはいえ、、1000年前にすでに
仏教の唯識派は「阿頼耶識」「末那識」という概念で深層意識にアプローチしていたのだが。今フロイトは流行っているのか?精神分析をすべてセックスに帰着させるという心理分析はあまりも粗雑すぎないだろうか?
ユング
フロイトの高弟だったユングは敢然と袂を分かった。
集合的無意識 あるいは民族の集合的な底流意識、結局ユングとは神秘主義者である。、
ソシュール (構造言語学) 一般言語学講義
ここから言語学的なアプローチガ始まる。言語が世界を規定しているのであって感覚が世界を規定しているのではない。構造言語学の開祖。言葉によって吾は明晰になにかを伝達できると思いますか?無理でしょう?
ウイトゲンシュタイン (科学言語。言語批判)語れないことには沈黙だ。
フッサール(現象学)視点を変えろ、すなわち現象学的還元だ、
サルトル (実存主義)人間は自由という刑罰に罰せられているのだ。人生を数学的に割り切れるかって?無理だろう、生はいつだって、不条理で、なぞで、実存そのものだからさ。
シモーヌヴュイユ
女性が哲学するという困難さに挑戦した稀有な例がここにある。女性の思想家がいなかったわけじゃない。でもそれはあくまでも男性的な用語で、借り物で語られただけだった、
そうじゃなくってあくまでも女性の言葉で語られた哲学がここにある。
それはビンゲンのヒルデガルトや聖テレジアのような、男性原理から全くかけ離れた女性の思想だった。古代のイシス女神のような、
○構造主義
レビ・ストロース 社会構造が個々の人間の意志にかかわりなく社会を動かしてゆく。
「哀しき熱帯」
ラカン 人は自己の主体性を鏡像として初めて認識する。「ディスクール」
饒舌な彼の語り口についてゆけるか?
バルト 現代社会は、記号が人を規定し動かしている。「零度のエクリチュール」
フーコー 現代社会の規格化それ自身が権力となって社会を動かしている、
「言葉と物」制度が人間を規制する、それがまさに現代社会の真相。
モーリスブランショ 文学の首切り役人としての文学評論。「来るべき書物」 「文学空間」
○ポスト構造主義
デリダ 今までの常識的な世界観を「脱構築」せよ。「エクリチュールと差異」
安っぽい思想になんか安住するな、常に返信して常に移動して常に脱皮し続けろ、ノマドロジーとは常に変わり続けるってことだよ。
ドルーズ リゾームとは複層構造が世界の実像であり
ノマドとは既成概念から常に逃走すること、古い哲学の遺産を大掃除せよ、
リオタール ポストモダンとは今までの重厚な偉大な物語的な哲学の終焉と、
それ以後の小さな複数の物語の哲学時代の到来のことだ。
ボードリヤール 現代の消費社会とは商品の実態というよりも
商品があらわす象徴を交換することで成り立っている。
「象徴交感と死」「シュミレーションの時代」
イバン・イリイチ 学校解体。病院解体。「脱学校社会」 「脱病院社会」を作ろう。
そして、、今、
2016年の今。
世界でどんな新しい哲学的な発想が生まれているのか。
残念ながら、日本の僻遠の田舎に住む私の耳にまでは、
まだ、
届いてはいない。・
が、、、
世界のどこかには
すごい発想を持った思想家が
すごい哲学で世界を激変させようとしとぃるのかもしれない。
果たしてそのまだ見ぬ人物の思想とは、
人類の未来に希望をもたらすものなのか。
それとも、
人類に最期通牒を突きつけるものであるのか。
もちろん
私は希望の星であることを期待している。
人類の未来に希望の星を点灯する思想とは、、、。
未来志向の世界理解、あるいは未来哲学の主要な議題とは
おそらく、、、以下のような内容だろう。
1、地球環境という普遍的問題への哲学的な展望、良好な環境なくして人類の生存もない。
2、資本主義のその先の構築、つまり、ポスト資本主義。大量消費。大量製造の破滅は近い?
3、人工臓器、再生医療、クローン人間。などの未来医学のモラルハザード。人工的に作られた人間のアイデンティティと自己像はどうするのか?もしあなたが誰の子でもなくて試験管で作られました、、と、、知ったとき、あなたの居場所と、安定性は即、崩壊する。
4、宗教・民族と国境線というボーダーレスと、混交への位置づけ。多民族が再び混交して一民族になりうるのか?
5、神と人間の位置づけ、そういう表現がお気に召さない方には、宇宙と人間の位置づけの、
安定的な、理論、構築。
6、歴史と永遠回帰、あるいは歴史は繰り返す。かって、100万年前に人類は存在しなかった。
ということは100万年後人類はもう、いないのかもしれない、という、未来予測。
7、ジェンダーの差別をなくしましょう、民族差別はやめましょう。という、完全なる同一化?均質化?は、もしかしたら、表面的な人権擁護に見えて、実は、人類崩壊の、暗黒の序章なのかもしれない、。差異によって成立していた世界を、差異を全廃したら❓全く均一化してしまったら?世界はどう成立しうるのだろうか?という大きな疑問があるからだ。
8、非言語的意思疎通の蔓延した、未来には、もしかしたら、「言語哲学」は終わってるのかもしれない?例えば言語表現によるところの「文学」というジャンルはもうなくなってるのかもしれない。
8、ニヒリズムすら越え去り、未来の価値観とは、「空」の哲学が当たり前なのかもしれない。
でも、宗教はしかししぶとく生き残ってるかあるいは、最後の逃げ場所としての救済装置であり続けるだろう。
9、人権擁護派の陥りやすい、誤謬とは?
肉食動物に、「草食動物を殺して食うのは残酷だから、やめましょうね」といいかねない、
自然の摂理、無視の、博愛主義?だろう。
そんなことしたら、、虎は、、ライオンは、絶滅だ。それでもいいのか?
神がそう作ったのだ。人間の浅知恵?でどうこう言うようなことじゃない。
というか人間自体もまた、たんなる被造物にすぎないのだ、
気が付けば、生まれていた、そうして苦しんで生きて、やがて老いて死んでゆく。
それだけの被造物にすぎないのだ。浅はかな人権擁護、平等主義、博愛主義などは
むしろ人類滅亡のお先棒担ぎでしかない、という恐ろしい真実に気づきなさい。




