人だけでなく猫や犬にも訪れた悲劇。~ペットを飼っている人は見てみて~
あなたのペットは今何歳ですか?
忘れてましたが、大型犬、労働犬の寿命は八歳以下でした。
人は歪んだ進化を遂げた生き物だ。
全生命体の中で人だけなのだ、『痔』を患うのは。
あれを喰らうと、毎日憂鬱に過ごさなければならない。不治の病だし。
二足歩行をしたのが原因らしいので、四つん這いで生活すれば治るのか?
人は歪んだ思考を持った生き物だ。
環境破壊と、環境保護の必要性を同時に訴えるのは人間だけだ。
―――と思った事もあるけど、
狼がいなくなって異常繁殖したエゾシカがハゲ山にした時。
鮭と一緒に網にかかったゴマフアザラシが鮭の美味い部分だけ食べる贅沢な姿を見た時。
捕食対象の子猫を可愛がるカラスを見た時。
飼っている猫が賞味期限ギリギリのマグロを与えても、いらないと見向きもしない時。
―――要は、生き物は精神に余裕がある時は理に沿わない選択をするのだ。
前置きはこのぐらいで、私はさっきも説明しましたが猫を飼っています。
いや、飼っていました。数年前、十九歳まで生きて天寿を全うしました。
死因は……歯肉炎により歯茎が腐り、その菌が脳にまで達してしまったのが原因です。
保険が効かないので合計六万ぐらいかけて、年齢的に全身麻酔が出来ず手術は不可。抗生物質を飲ませたのですが、高齢による代謝の低下からか、無理でしたね。
あの子が死んでから、私は何でこんな事になったのかと考えました。
それは猫を始めペットたちの平均寿命が百年前から比べると倍になっているからだと。
昔の猫や犬は今よりも食糧事情も居住空間も悪かったので、十歳も生きられなかったんですよ。
その為か、猫や犬は生涯でただの一度も歯が生え変わりません。それで丁度良かったんです。
ネットで調べると、大体の生き物は十年に一度の割合で歯が生え変わるそうです
ちなみに人間は一度しか生え変わりませんね。これは縄文時代の頃の平均寿命が二十歳前後だったから。そこから僅か八千年余りで八十、九十まで寿命を延ばすなんて、遺伝子もビックリして進化が追いつかなかったようです。
問題は。二回、三回と生え変わるように進化するのに何万年掛かるか判らない事ですかね。はっはっはっは…………あ~あ
昨今、二十歳を過ぎる猫や犬(小型、中型)も珍しくありません。すると、歯はどうなるかと云うと、最後には無くなっているんです。
だから皆様、お医者様によると全身麻酔は十二歳が限界らしいので、それまでに歯垢を除去する手術をお勧めします。
経験者によると、結構出血するらしいですが……
犬の歯垢を取る食べ物はありましたが、猫の奴はないんですかね?
このエッセイを元に、面白い話を掛けたらなと、現在ちょこちょこと書いております。