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【プロットタイプ】はぐらかし

作者: 秋暁秋季
掲載日:2026/08/12

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

思うことはまぁ色々だね。

歳を取ったし、誰かに夢を見ることも無くなっただけ。

歳をとったせいか、はたまた嗜好が変わったせいか、少女漫画が苦手である。甘ったるく口説かれているのを見ると、モゾモゾする。つまるところ、こしょばい。

が、それでも見ようとするのは、果たして。


――鏡花はねぇ、面の良い人が好きじゃけん。

そんな事を言う癖に、あまり彼奴の口から『面が良い』と言う言葉が出る事はない。否、出る事はあるのだが、其れはその人間の善し悪しを語る次いででしかない。

――綺麗な顔して、とても頭の良い人だった。

――誰もが振り向く美人だった。けども、依存しやすい。

故に本当は『面の良さ』なんて二の次で、そもそも興味なんか無いのではなかろうか。

「お前、面の良い人間が好き とか言いながら、本当は苦手なんじゃないか?」

アイドルや役者、アニメや漫画に至るまで、自ら顔の良さを元に議題に出す事はないのだから。

人より物を見ようとして、人より考えて、人より拗らせているから、外面の事は頭からボロっと抜け落ちているのかも知れないが。

「好きだよ。いやマジで。でもなんつーかな。恋愛ドラマとか、少女漫画で口説いてるシーン見るとモゾモゾするから話さないだけで。面の良い人って、そう言うのに出るから」

随分と限定された話題が出た。何も面の良い人間が出るのは、ドラマや漫画だけではなかろうに。

眉間に皺を寄せているのをさっしたのか、鏡花は徐に口を開く。

「苦手なんだよねぇ。面の良い人が口説いてるの見るの。だからほら、見て慣れようかと」

文脈が大きくズレている気がする。俺が問い掛けたのは『面が良い人間が苦手なんじゃないか?』である、対して彼奴が答えたのは『面の良い人間がする苦手なこと』である。

更に眉根を潜めた俺に鏡花はその場を立った。何時もより急いている様に見える。

「そういうもんだから」

誤魔化しているな。それはもう、遺伝子レベルで。果たしてそれは。

少女漫画、昔は好きだったけど、今は苦手というか。

歳をとったから。見えるものが増えたから。

多分詰める癖が強くなったから。


お前、本当にそう思ってるの?

好きになった理由、それだけ?

好きになった理由、一瞬じゃない? そんなんで良いの?

なんか引っかかるんだよな……。裏側がみたい。

この子(ヒロイン)、嵌めようとしてないよね?

そう思ってしまう。


けれども顔の良さで、一瞬その思考が怯む。

怯んだ隙に付け入られそう。


だからつまり、弱点なんですよ。

顔が良い人に翻弄されるってその場面が。

怖くて仕方ない。

自分の好きなもので隙を作られ、その間に思考を妨げられるのが。

怖くて仕方ない。

疑うことを辞めてしまう事自体が、私でなくなる。

怖くなると、幼児退行してしまうから。


※私が掌で転がす方が好きなのは、単純に人に対する恐怖から。

転がされていてくれば、予測可能範囲に収まるから。


そうして 顔が良い人好きでしょ? って話になる時に、メンタルがモゾモゾしてると、もう集中出来ない。

出来ないから、文脈が飛ぶ。


だから鏡花が文脈飛ばしたのも、 焦っていた から。

とどのつまり、自分の一番弱い部分にメスを入れられそうになったから。


多分めっちゃ、瑠衣にしがみつきたかったと思うけど、話してる張本人が瑠衣だから、頼れないし。

頼れないから、移動して逃げるしかなかった。


ただそれだけですよ。

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