朝と寝起き
どーもおはようございます
今日が祝日ということを忘れていた作者です
せっかくの祝日なのにあげるものがないんで、2章のために書いてた話を2話あげます
2話目が中途半端ですが、許してください
目が覚めた。
外からの日差しが強く…
どうやらその日差しが顔に当たって、眠りから起こされたみたいだ。
そして目の前には夢葵の顔があった。
その事実に、困惑してしまう。
なんで…?
もしかして、俺と夢葵は…
そう想像してしまって、一瞬で嫌な汗が背筋を流れてきてしまった。
ただすぐに、昨日の記憶がよみがえってきて…
何故、目の前で夢葵が寝ているのかに想像がついた。
きっと俺が寝てしまった後も慰め続けてくれて…
そして夢葵自身も眠くなって寝てしまったのだろうと。
ほっと落ち着いて…
そして寝ている夢葵の顔を見ていると、彼女は気持ちよさそうに寝ている。
その寝顔はいつものように可愛くて愛らしい。
そしてちょっといじわるしたくなる。
だから頬をつつく。
ぷにぷにとしていて柔らかい。
それにすべすべもしている。
感触だけでも、触っていて楽しい。
でもそれ以上に、ぷにぷにと俺が触ることが不快みたいで…
夢葵が、うっとうしそうな顔をする。
そして俺の手から逃げるように、顔を動かす。
ただそれでも逃げ切れず嫌そうな表情をしたままだ。
その姿を見るのが楽しい…
そして不快過ぎたのか、夢葵の目がゆっくり開いた。
ぼけーと、俺を見てくる。
目はうつろ気で、まだ覚醒しきってないようだ。
だからか、俺の方に顔を近づけようとしてくる。
でもまだ、彼女の顔を俺の指で頬を刺したまま…
だから、自分から俺の指をより深く刺してしまうという結果になってしまった。
「いたい…」
寝ぼけた彼女の声…
ただその声は、率直な感想を口にしているのが分かる。
そして俺の指が刺さって、夢葵は変な顔になってしまっている。
その顔と声の両方が、俺にはどうしても面白く感じてしまった。
「はははっ。」
つい笑ってしまう。
俺の笑い顔か声かは分からないが、夢葵もようやく起きたようで…
「お兄ちゃん、痛いんだけど…」
「ごめんごめん。」
ただ、やっぱり変な顔のままで…
だからおかしくて、俺は笑い続けてしまう。
それを不快に感じたのか、こうなってしまった諸悪の根源である俺の指に夢葵は噛みついてきた。
「何してんの…?」
「仕返し…」
良く分からない彼女の行動に俺がそう尋ねると、夢葵はそう返してきた。
ぬるっとしていて、何か生暖かい。
でもこれが、仕返しになっているのだろうか…?
とりあえず、俺は経過を見守った。
でも痛みはないままで、夢葵は何故かチュパチュパと指を吸いだした。
「何してんの…?」
同じ質問をまたしてしまった。
でもそれくらいに、夢葵の行動の意図を読めなかった。
「お兄ちゃんの成分を吸収してる。」
「そ、そうか…」
俺の指から何か出るているのだろうか…
ただ、仕返しはどこに行ってしまったのだろう…
「夢葵…、仕返しはいいのか…?」
俺がそう聞くと…
ハッ…
夢葵が驚いてびっくりした顔になった。
どうも忘れてしまっていたらしい。
「鳩かな…?」
つい口に出してしまった。
そしてそれが気に食わなかったのか…
「違うもん。可愛い妹だもん。」
「そ、そうか…。自分で言うのか…」
「ん?」
可愛い声を出した後に、夢葵はちょっとだけ首を傾けて…
「でも、可愛いよね?」
そう言ってきた。
まぁ…
「確かに可愛いけど…」
「でしょ?」
そう口にした後、夢葵は可愛くて生意気な笑顔を向けてくる。
ほんと…
そしてもちろん今日は学校がある日だ。
なのにゆっくりしすぎたせいか…
ガチャ…
扉が開いた。
「幸成いつまで…」
母さんの声が聞こえてきた。
ただ母さんが中の様子を目にしたら、動きと声、それに表情までもが急に停止してしまって…
そして数拍の時間が経った後…
「つけるものはつけなさいよ…」
そう言って、部屋を出て行ってしまった。
母さんの行動に、疑問が湧く。
一体何だったのだろう…
そして夢葵と目を合わせた後…
俺と夢葵はベッドの上…
そして朝…
止まっていたはずの冷や汗がまた背中に流れた。
すぐに母さんのいなくなってしまったドアを見て、そして…
「かーさん違う、違うから!!!!」
俺はドアに向かって叫んだ。
でも当然、母さんから反応はない。
しかも横には…
「つけたらいいのか…。ふむ…」
そんなことを口にしている奴がいる。
頭が痛かった。
本当に痛かった。
この後どうしよう…
どんな顔をしたらいいんだろうか…
こうして俺の朝は過ぎて…
過ぎて…




