表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/37

プロローグ

天野白峰あまのしらね30歳 男

ほっちゃり体型 趣味ヲタク

会社事務員(役職主任)  

仕事が終わり自宅に帰るためてくてくと歩いていると、街路樹の側にグッタリとした白い猫がいた、

近寄って屈んで見ると薄っすらと靴の跡が残っていた、白猫を抱き抱えて動物病院に連れて行こうとしたら、高校生位の男女がニヤニヤしながら通り道を塞ぐように立ちはだかる、

何処に行く気だと言うから動物病院だと答えると、いきなり蹴って来て後ろに転んでしまった痛みを堪えて立ち上がろうたした時にフギャと猫の鳴き声がした方を見ると踏みつけられた猫を見てとっさに踏みつけていた足を払い除け包み込む様に抱え込むと「うぜ〜な」「キモ〜イ」「オッサン死ねや」

「「ギャハハハ キャハハハ ゲラゲラ」」笑いながら人を蹴り回している,周りを見れば関わり合わない様に遠巻きに見ている者、足早に立ち去る者、その時頭に蹴りをくらい意識が朦朧とした時に後ろの方からキキーとブレーキの鳴る音がしたので振り向くと積荷の鉄骨が頭上から降り注いで来たので白猫を庇うように包み込む様に丸まると衝撃と同時に意識が闇に閉ざされた。

身体は動く感じはしないが意識がボンヤリと覚醒してきた。頭の中に声が響いて来た

《妾は女神ヴリトラである、異界の勇者達よどうかこの世界を救って頂きたいのです。》

ニヤニヤと笑いながら「その女神様はよ〜俺らに何をヤラせたい訳かな〜?」

《世界を荒らし回っている魔王軍を魔物を討伐して頂きたいのです。》

ニヤニヤと笑いながら「他人任せにするより力が有るなら自分で討伐した方が早くない?」

《そうしたいのは山々ですが、神々の理の為に地上の人々がどんなに困っていても手出し出来ないのです》

クッククク「それなら仕方ない、神様からの特別な贈り物とかはないのかな~」

《では特別に一人に1つスキルを差し上げましょう》

クッククク「いいね〜どんなスキルをくれるのかワクワクするね〜」

《それでは特別にスキルを授けましょう》


両手を大きく広げ頭上に掲げると回りの風景が星天となり綺羅びやかに光る星々が現れ、その中で一際輝く星が3人に降り注いで行く。


近藤雄一こんどうゆういち スキル名 勇者


 斎藤賢一さいとうけんいち スキル名 賢者


 沖田聖華おきたせいか スキル名 聖女


 以上のスキルを付与しました》

《勇者 近藤雄一には聖剣グランドクロス》

《賢者 斎藤賢一には魔導書 叡智の書》

《聖女 沖田聖華には聖杖ホーリースタッフ》

を各自授けます。

《各自にスキルとスキルに有った武具や魔道具が行き渡ったであろう、魔族や魔獣の討伐を頼む、現地には我が信徒が控えておるから生活の不自由は無いとは思うが何分世界が違うので多少の不自由は目を瞑ってくれ、そなたたちは召喚されし勇者であり選ばれし者達なのだから、呼ぶ声が聞こえよう声にしたがい導かれよ。》

言葉が紡がれると同時に辺り一面が眩い光に包まれた

〜勇者サイド〜

眩しさから復帰すると先程まで居た一面白い空間とはうって変わり、目の前に居た女神は石像に変わって、頭上を見上げるとアーチ上なっておりすぐ下にはステンドグラスが等間隔ではめらており光が差し込んでいた。

勇者様方我々の召喚に答えていただき神官一同感謝しか御座いません、誠にありがとございます。

誠に持って遺憾ではございますが、勇者様方のステータスの確認をしたくご協力をお願いしたく思いますがいかがでしょうか?

「まー良いんじゃね、どうすりゃ良いのかな?」

「では今しばらくお待ち下さいませ、おいステータス確認用の水晶球を用意しろ」

神官達が慌ただしく台座やら色々なものを用意してセットしていく

「用意が整いました」と報告がされた

「宜しい、一人ずつ水晶の前に立ち水晶に触れステータスチェックと唱えて下さい、どなたからになさいますかな」

「じゃー、俺から触れてみるかな」やばい様なら回いの奴らを殴って逃げろ

水晶に触れて「ステータスチェック」叫んだ

《ネーム 近藤雄一(こんどうゆういち)

 性別  男

 年齢  17

 職業  勇者

 レベル 34

 ㏋   510

 MP   170

 加護  女神の趙愛

 宝珠  聖剣 グランドクロス》

おおー凄いレベルも然ることながら常人より凄いですな

《ネーム 斎藤賢一(さいとうけんいち)

 性別  男

 年齢  17

 職業  賢者

 レベル 34

 ㏋   340

 MP   340

 加護  女神の趙愛

 宝珠  魔導書 叡智の書》

これまた凄いですな

《ネーム 沖田星華(おきたせいか)

 性別  女

 年齢  17

 職業  聖女

 レベル 34

 ㏋   170

 MP   510

 加護  女神の趙愛

 宝珠  聖杖 ホリースタッフ》

いやー皆様のステータスは凄いですな、全員が女神様の趙愛を受けいなさるとは感服いたしました。

(ふーん、ま~俺たちがすごいと言うのは分かったけど普通の人達のステータスってどんな感じなの?)

(そーですな、一概には言えませんが平均的な数値を申し上げるなら年齢が20歳場合ですが年齢がレベルと同等となり、㏋とMPはレベルの倍となっておりますので、レベル20HP40MP40となっております修練により多少は異なりますが)

(ヘ~俺達って強いんじゃねーの)

(はい、破格の強さでございます、さすが女神様の趙愛を受けた方々でございますな。)

(もう魔物とか魔王軍とか倒しに行けるんじゃね~)

(ですが魔王軍は強大ですので修練を積んでいただきたく思います)

(めんどくせー)

(テストを致しまして合格されれば魔王軍の排除をお願い致します。)

(はいはい分りましたよ~)

(では、雄一様は剣の勇者様ですので騎士団にお願いいたします。)

(心得た我が騎士団にて面倒見よう。)

(続きまして、賢一さまですが、魔導書をお持ちですので魔導士団にお任せしたいのです?)

(では我が近衛魔法師団にお任せを。)

(続きまして、星華様には治癒関連とお見受けしますので当神殿で治癒や浄化

などを教えていきたいと思います。)

(因みに宝珠ってどうすりゃ使えるの?)

(うっかりしていました、手を前に突き出して宝珠の名前を唱えれば顕現いたします。)

(ふーんやってみるか、グランドクロスー---でねじゃねかー)

(しっかりと聖剣から唱えたください)

(わかったよ聖剣グランドクロス びっくりした)

(出ましたね、解除と唱えれば身体の中に戻ります)

(解除うおきえた)

(魔導書 叡智の所)(聖杖 ホリースタッフ)

((解除))

(宝珠も確認できましたので、勇者様達もお部屋をご用意ますので,そちらでお寛ぎください。)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ