奥底の恋心
ピリオドからの提案により、私たちはそれぞれの場所に別れ、私はその中で奥と言う事だ。
(ピリオド、1人で2階へ行ったけど大丈夫かな・・・?)
私の今歩いているこの場所は元々応接間とかに使われていたのか、大きな机が所々の部屋にあるようだ、元々ここら辺特有の果実を使って稼いでいたと聞くから、買う人達がここに来ていたのかな?
そして足を進ませていくうちに私は1階の1番奥へとやってきてしまった。
(きれい・・・)
声に出したかったがその気持ちをグッと抑えて、私はそれに目をやった、それは長年が経っているのにも関わらず、月明かりにより黄金色に輝かしい、玉座がそこにはあった、色褪せずそして、惹き付けられる。
(・・・って、違う違う、何も無かったんだから戻らなくちゃ)
ブゥン!
戻ってきた道を戻ろうと、体を180度回転させようとした瞬間、なにか風を斬る音が来た道から反響するように私の耳に入っていた。
そして、風を斬る音に間髪入れずに鉄が落ちる音が聞こえてきた、私はますます、体の神経を研ぎ澄まし、
来た道を戻って行った、
「・・・だ」
鉄の音の次は声が聞こえた、反響をしまくって、誰かは分からないが、確かに声は聞こえた、
(急いだ方がいいわね・・・)
「ねぇ、今好き?」
私が駆け出そうとした瞬間だった、後ろから、全く知らない声がそこからした、私は持っていた杖を即座に構え、また後ろに振り向いた
「あぁ、大好きよ。」
「!!!」
先制は取れていたはず、私が先に唱えれば確実に勝てていた、けど、これは卑怯でしょ・・・
「もっといいとこつれていってあげる」
「・・・?ちょっと?聞いてんの?あんた。」
「ん?えー?ん?」
何この服?何処ここ?えーっと、ん?頭がこんがらがり過ぎて全く分からない、えーっと私は、確か夢野輝愛で、青春真っ最中の高校生だ、なーんで忘れてるかな?
「絶対、聞いてないでしょ!」
「ごめんごめんなんの話だっけ?」
そう言うと葵はハァーと大きなため息をついた。
「今週末の花火大会行くの?って話」
「あー、それね、多分行くと思うよ。」
「何?誰と?またあいつら?」
「まあ・・・私の友達その2人とあんたしかいないからね。」
「青春してるねー、でさ結局どっちが好きなの?ねぇねぇ」
葵がグイグイとまた恋話を求めて顔を近づけて来た、
どっちって・・・
「また、その話?あんた飽きないね?言わないって言ってんじゃん。」
「ブー、ケチ」
「あんたに言ったら、バレるでしょ」
「逆にバラして両思いにさせたらいいのに・・・アイテッ」
私は葵の肩を叩いた、もう・・・
キーンコーンカーンコーン
下校時間のチャイムが校舎に鳴り響いた・・・
「花火大会か・・・」
チャイムの音に掻き消されながら、私は独り言を呟いた
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