左手で混ぜるカレー
(ここ絶対、人いないな)
左側の道を月の灯りを頼りに俺は歩いていっているが、
多分だが、ここは料理などを作っていた場所だろう、
空いている扉一つ一つ確認してもそこは料理場か食材の倉庫だ、そしてここにはやはり何かが誰かが食べた痕がそこにはあった、
(あっ、ここで行き止まりか、戻ってピリオドのとこ戻るか・・・)
ブゥン!
突然俺の後ろの方で風を斬る音がし、俺は真後ろへと振り向いた、誰かがいる、警備員か?それとも・・・
(このまま真っ直ぐ戻ったら、プレーンの方へ行くことになるな・・・)
歩き出そうとした瞬間また、カチャンと鉄が落ちる音がした、剣を落とすような音だ、俺はステルスを使っているが音に気をつけ、音の方角へ急いだ。
「ねぇ、今好き?」
後ろだ、後ろに誰かがいる、俺は後ろに振り向くと同時に、声の主に大きく振りかぶり、盛大にぶん殴ろうとした・・・
「あぁ、大っ嫌いだ」
「!!!!」
が殴れなかった、俺の理性がそれを止めた
「ふーん、じゃあずっといよ?」
「・・・で、どうするの?出店、出すの?」
「え?は?」
香ばしい匂いと共に俺は鍋を見つめていた、え?どういう事だ?
「ねー、聞いてるの?」
「えっ?あっ?うん、聞いてるよ」
誰だこの女、俺は確か、カレーショップフェニックスの店長の朱鳥不宮でって、なんで自分の妻の名前忘れてんだよ、また怒られるよ、結糸だ
妻だから苗字は俺の方で朱鳥結糸、なんで忘れるかな・・・?
「絶対きいてないでしょー」
「ごめん、ごめん、ちょっと考え事してて、なんだっけ?」
「もう!うちのカレー屋今週の花火大会の出店するの?って話」
「あー、その話ね、うん、出そうと思う、うちのカレー屋は高校生の溜まり場になりがちだからな、多分うちを見たら買ってくれるだろ」
「そうね」
カランコローンとうちの扉が開き、エナメルバックを装備した、高校生2人組がまた入ってきた、今日は部活の同級生か、いつもはあの3人で来るんだけどな、
「でー、1番人気出る異世界物はやっぱり、悪役令嬢なわけ、そこでよ、元々ある恋愛ゲームみたいなのあるじゃん、そこのキャラ全員が転移者、そんでさ、そんでさ・・・」
「はいはい、わかったからわかったから、その話何回目だよ奥谷、俺は異世界物嫌いだって言ってんじゃん。」
「だからだよ、こうやって異世界物の設定を言って面白いって思ったやつが売れるんだよ。」
「はいはい、御託はいいから、カレー食おうぜ、また福神漬けを使いまくってこの店潰してやる」
「そんなんで潰れたらその店辞めちまえ、はい水ね、
注文決まった?ってもう決まってんでしょ」
俺はそう言うと注文表を取り出した
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