右足の1歩
手分けして探すという作戦に乗り換え、右側を歩いているが、そこは通路のみで窓からの月明かりがまた眩しい
音も出すことが出来ないので聞こえるのは自分の高鳴る鼓動だけだ、気づかれたらどうしようという緊張が走る
(どこなんだ、その操っている奴というのは、寝ているかもって言っていたから、部屋を1つ1つ見ているが・・・俺が来たこの場所は寝室とかがある場所ではないな。)
部屋を除く度にその場所は本ばかりであった
(おっ、ここで行き止まりか・・・戻ってピリオド達と合流するか。)
そう思うと俺は体を180度回転させるとまた、来た道を戻ることにした。
(というか、なんにもなかったな、でも逆に良かったのか?もしも今何かが動きでもしたら絶対呼び寄せる自信しかないな・・・)
「ねぇ、あなた、今好き?」
その瞬間体の細胞一つ一つに電撃が走った、俺は尋常ではない速さでその声の主に刃を抜き、振り向き際に剣を振り切った、
「お前がいなければな!」
そう俺は小声で言い斬り付けようとした
「!!!」
「ふーん、じゃあ"行こ"?」
「・・・ということで、夏の大会は直江も出るから、体をしっかりと作っておくように、ミーティング終了!」
「へ???」
ん?ここはどこだ?なんだこの服、なんだこの土地、こんなところ・・・
「おい!直江!お前がこの大会に出れるなんて俺、嬉しいよ、この時期は3年は引退で人数も多いから2年からは誰一人来ないと思っていたからさ!お前は2年の星だよ!」
「お・・・そうだな・・・奥谷」
え・・・奥谷って誰だ?だって俺は・・・ん?いやおかしいぞ?だって俺は直江幸本で、2年、陸上部で・・・あれ?じゃあなんかさっきのここどこ?ってのはなんだ?練習疲れかな・・・?顧問も言ってた通り今日は休むか
「どうした?」
「いやさ、なんか疲れてたみたいでお前の名前忘れかけてたわ。」
俺が笑いながら言うと奥谷はブッと声を出し笑った
「おいおいおい、忘れるなよ、お前とは高校での会った仲でも、一緒にいるんだから忘れるなよ。」
「ごめん、ごめん、あとさ、俺久しぶりに面白い夢見てさ、なんか異世界に行く夢。」
「なんだよそれ、現実味無さすぎだよ、マジモンの夢じゃん。」
「そうだよなー」
「あー、俺もチートでTUEEEEEってしてー」
「お前に主人公は無理でしょ、できて主人公の仲間にちょっかい出して殴られてスカッとがお前の役割だろ。」
2人の笑い声が赤色に染まった空に消えていった
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