サイレント
「なんだよ、そんな自慢げに、なんか策でもあんのかよ。」
「あるさ」
そう言うと俺は腰のポケットから透明の石を取り出した、さっきの石も透明だったが、この石とあの石の差は魔力が入っているか、いないかだ
「ないのなら作ればいい」
「お前!その石は貴重品だぞ?!なんでそんなに持っている?!」
「こっちには、貴族がいるんでね、金に物を言わせているんだよ」
もちろん嘘だが、怪竜族よりかは信じれるだろう、
プレーンも嘘なのに、何故か自慢げに腕を組んでいる
「こいつら・・・まじかよ」
やはり信じているようでチョウは驚いているようだ
「この石は5つある、その中の3つで同じのを作ってくれないか?」
「本当にいいのかよ、こんなのに使って、それは並の洞窟じゃな取れなく、下の方の洞窟であるかないかの特殊品だぞ?」
「それでもいいんだ、やってくれ」
「わかった、お前たちがいいのなら、俺たちも全力を尽くそう、ちょっと待っててくれ」
そう言うとチョウは外へ出て行き、そしてすぐ帰ってきた
「さっきステルスを使えるやつに聞いたらお易い御用だってさ。多分すぐできる。」
「ありがと・・・」
俺たちの感謝の言葉を遮るようにチョウが言い出した
「なぁ・・・宮殿に向かう前にお前らに聞いていいか?」
「なんだ?」
「お前らはこれから自分から死にに行くようなことをするが、お前らは自分自身は死んでもいいと思っているのか?」
「・・・そりゃあ死ぬのは嫌だよ、だけど俺はこんなところにずっといるなら死んだ方がマシだ、もしもがあるなら俺は危険でもそっちを選ぶ、もう俺は逃げて、逃げて、それでましな方へ行っていた、それが嫌だった、だから進んだんだ、なのにここで止まっていたらまた逆戻りだ、それが嫌だから俺は抗う。」
「・・・俺は、俺の命で変われるなら、この命を使いたい、ただそれだけだ。」
「私だって、死ぬのは嫌よ、でも待たされる人の気持ちは誰よりも分かる、だから待ってるだけの私じゃなくて、なにかできる私になりたいだけ。」
「・・・」
「俺は・・・」
「あいつが俺の命で変わるのなら死んでもいい」
結局これしか思いつかなかった、
「いや・・・ちが・・・」
「もう言わなくていい、お前らのことはわかった」
しかし、それではないことに気付き戻そうとしたがチョウに止められた
「最後に・・・勝てるのか?」
「勝つ」
「勝つさ」
「勝つよ」
「勝てるわよ」
「ふん・・・自信満々だな、じゃあ次会う時は死体か生きた体か、楽しみだな、決戦は夜だ、操っている奴がどうかは知らないが夜の方が寝ているかもっていう奇跡ができるだろ?それじゃあ俺はそれまでに仕上げておく、待っているんだな」
そう言うとチョウはここから飛び出して言った、そして俺たちは顔を見合わせ頷いた、ここに来る時は生きて帰ってくる・・・と
夜風が吹き荒れ、土と地面との擦れる音さえも出すことの出来ない静かな戦いが今始まろうとしていた
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