高揚
ー数時間前ー
「いやぁ、お嬢ちゃん、リーストなんて珍しいね、あの町に踏み入れると帰って来れないって噂があるのに」
「まあ、その町は集合地点みたいなものなんで」
「なんだい、1人で行くんじゃないのかい」
日が沈んで行く中で1つの馬車が足を進めていた
「なかったですか?そっちの方でリーストへ行く馬車」
「リースト行く馬車ですか?あったようななかったような・・・」
「ほら、あの休憩してる馬車とかリースト行きの馬車だったりして・・・」
馬車の人は遺跡の入口で休憩をしている馬車を指して、冗談交じりにそう言った
「いや、それ本当かもしれないんで、そこで一旦止めれます?」
私はその冗談交じりの言葉を真に受け、止めるように言った、
「えぇ?!お客さん!冗談ですって!」
「いや、確認だけだから、止めてもらえる?」
「いや、まあ、お客さんがそういうなら、あの遺跡は確か、ダンジョンですねということは冒険者か、探求者かのどちらかですね」
馬車は私の指示により、ダンジョンの前に止めてもらい、休憩していた人に近づいた
「すいません、この馬車ってどこ行きですか?」
私はついで感覚で質問をした
「あー、この馬車?リーストだよ、けどお客さんがここのダンジョンに寄りたいって言ってたから今は待ちかな、
なんでだい?」
ついで感覚で聞いた質問はなんとゴールまでの直行道だったりした、その次の質問なんて決まっている
「名前とかって分かります?」
「あー、名前は確か・・・ピリオドって人かな?ちょっと待ってね」
確認するために馬車に、戻ろうとしたのと同時に私はダンジョンの入口へ向かった
「お嬢ちゃん!?」
さっきまで乗っていた馬車の人に止められかけたがそんなの知ったこっちゃない、元々空いていたドアに私は入っていった
「・・・いる、ついに・・・ピリオドに・・・会える!」
一直線の道を走りながら私は興奮と高揚を抑えられなかった、
「やっと・・・、やっと追いつける、もう待ってるだけの人生なんてもう、懲り懲りよ!」
疲れなんて忘れて私は走って行った
興奮と高揚も落ち着き、同じ風景を歩いているうちに、
私の足音しかなかった空間に微かに雑音程のものが聞こえ始めた
「・・・ン、・・・これ・・・った・・・か」
そしてその声を聞き、また走り出そうとした瞬間
竜・王・斬
その声と共にけたたましい、ドォォン!と大きな音が鳴り、咄嗟に耳を塞いだ
彼は近い、私はその音が鳴りやむのを確認すると、走った
「ふ・・・あはは・・・なーんだ、私、負けたのか、」
「お前の負けだ」
目の前に出口と思われる、ものが見えたがそのには鉄格子が降りており、それより先には行けなかった
鉄格子の先では、ピリオドとプレーン、ダルドそして、仰向けになった女の人がいた
「もう大丈夫よ、時期に死ぬ、だから私から最後、
言わせて、ねぇこっちへ来て」
あの素振り、まだ諦めてない、けどここからどうやってピリオド達を殺せるのかが分からなかったので私はとりあえず杖だけを抜いた、もしも、攻撃してきたら遠隔の魔法でどうにかなると思ったからだ
「ユウヤは私の煌めきだった、彼の強さはもう、見ただけでも、嫉妬し、それでもって一目惚れだった、だからあの人だけに尽くそうと思った、けど、このザマよ、
だけど、最後にいいものが見れたわ♡あなたよ、もしもあなたがユウヤさまより、早く来てたら惚れてたわよ
だからさ・・・」
そう言うと、ドロドロの両腕でピリオドを抱きしめた、
「いっしょに、死んで♡」
やっぱり、自爆だ、私は魔法でトドメを刺そうとしたが鉄格子が邪魔だ、だけど打つしかない!
何故かその瞬間、鉄格子が瞬時に上に上がった、まるで私を知っていたかのように
〈聖天光〉
そう唱えた時、彼女はこちらを見て笑っていた、とても鬱気味の悪い笑顔だ
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