先客
「ダイン、これでよかったのか?」
白い部屋の中でダインは突っ立っていた
俺が質問をするとダインは首を縦に振り、笑顔でいた
「・・・それが僕の役目だったから、心配かけたね・・・?」
何故だろう、言葉も発していない、ダインの声が聞こえる、
「最初からお前はこうなるのを目的としてついてきたのか?俺なんかの為にか?」
俺が質問を問いかけると、ダインは俺に寄り添った、だんだん消えていくダイン、時間が無いようだ
「お前は、大人だな・・・わかったよ、この力、俺のわがままの為に使わせてくれ」
そう言うと半透明の中で俺に満面の笑みを見せると消えていった、俺は、あいつの為に何かできただろうか
「なによ!その姿は!」
「仲間の覚悟だ」
出現した斧を持つと俺は不意打ちのように、彼女の体を蹴りつけ後ずさりと共に体をよろめかせた、そこに間髪入れずに、持っていた斧で横一文字に斬りつけた
「こいつ、毒が効いてない!?」
斬りつけた、隙を使いまた斧で連撃をしようと振りかざすと、その斧を右手で止めるが、止めた斧を軸のように使い、彼女を蹴りこんだ
「強いっ!なら、これなんてどう?」
そう言うと両手をダルドとプレーンの方へと、向けた
「遅せぇよ」
俺は斧を上へ飛ばすと、その両方の手を自分の手で覆いかぶさり、不発に終わらせた、何故か手を覆いかぶさった時に顔を赤らめていたが、関係無い、俺は不発に終わらすと、近くに落ちた斧を拾い上げ、今度は上と叩き上げた、
「もう終わろう」
空中を舞った彼女よりも、俺は上に飛んだ、そして空中の中で斧を構えた、
竜・王・斬
最後の抵抗なのか、手から毒を出す仕草をしたが、俺の方が早い、
「うぉぉぉぉぉぉぁ!!」
ドォォン!
けたたましい音と共に振り下ろすのと、俺は地面に着地をし、斬りつけていた
彼女は俺の攻撃を受けて、仰向けとなっていた
俺は仰向けとなった彼女の元へ行き、元に戻ると、彼女を見下ろした
「ふ・・・あはは・・・なーんだ、私、負けたのか、」
「お前の負けだ」
俺は剣を彼女に向けた
「もう大丈夫よ、時期に死ぬ、だから私から最後、
言わせて、ねぇこっちへ来て」
俺はどうしていいか分からずとりあえず、片膝をついた
彼女は体が持たないのか、人という形状を保てていなかった
「ユウヤは私の煌めきだった、彼の強さはもう、見ただけでも、嫉妬し、それでもって一目惚れだった、だからあの人だけに尽くそうと思った、けど、このザマよ、
だけど、最後にいいものが見れたわ♡あなたよ、もしもあなたがユウヤさまより、早く来てたら惚れてたわよ
だからさ・・・」
そう言うと、ドロドロの両腕で俺を抱きしめた、
「いっしょに、死んで♡」
「なっ!?」
こいつ、最初からこれが狙いか!やばい!これは逃げられない!
〈聖天光〉
その詠唱と共に俺の足元はひかり、彼女だけが消えていく
「なんだ、先客がいたのね♡それ大切にね」
そう言うと彼女は塵になり消えていった
「この声、まさか!」
さっきの詠唱、それは聞いた事のある声であった
「ピリオド!」
「ぁぁぁあぁあ」
ついに、全てが繋がった
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