だろ?
「てめぇ!卑怯だぞ!」
「4対1で1人だけ毒持ちそれの何が卑怯だっていうの?
しかも男4人、きゃーこわい、ユウヤさまーたすけてー・・・って」
「ここにもユウヤがきて・・・ゴボッ、るのか?」
毒が厳しく上手く喋ることが出来ない、ただユウヤという名前を出した時、彼女もまた、微笑んだ
「ふーん、あなたもユウヤを知ってるのね・・・じゃあ死ね♡」
彼女は俺に狙いを定めると、手からドロドロとした紫色の液体を飛ばしてきた、今はやばい!
「危ねぇ!」
その声と共に俺の視点は高速に動いた、ふと上を見上げると、そこにはプレーンの顔があった
プレーンは俺を抱えると合図を取ったのか、入口の方に向かった、
「逃がさないわよ!」
彼女が手を上から下に振り下ろすと、出口から鉄格子が突如として降り、俺たちは閉じ込められた
「チッ!おらぁ!」
プレーンは出口がしまったことを即時に見ると俺を手放し、黄色く光った剣で彼女に斬りかかった、
俺だって、戦いたい、だけど体が思うように動かねぇ
ダルドも、プレーンが斬りかかったのを見ると加勢をしに行った
「どうした♡どうした♡なんでそこまで急ぐ、力みすぎて精度が落ちているわよ?」
「わかってんなら、さっさと解毒しやがれ!」
バチバチと剣を振る度になる音と、ぼやける視界の中で黄色く光る剣が見える
「やーだ♡だって君たちは私が殺すもん」
そう言うと彼女は手からまた紫色の液体をプレーンに向けて、放出した
プレーンはその攻撃を走り避けて行った
「死ね!」
ダルドもその攻撃で隙が生まれているのを見計らうと拳で攻撃をするがその攻撃をすらも彼女は避けていった
「だーかーら、君たち力み過ぎね、やっぱり彼のことが気になるのかな?」
そう言うと彼女はピリオドの方へ手を向けた、
「じゃあこうゆうのはどおっ?」
ダルドとプレーンがピリオドを守ろうとするが遠かった
「下衆が!」
プレーンが剣で彼女を斬ろうとするが、その剣さえも片方の手で止められ、彼女の手からは無情にも紫の液体が放出された
「ピリオド!」
「GameEND♡・・・ん?」
しかし、液体にかかったと思われた目の前の彼には一滴もかかってすらいなかった、その代わりにその液体をかかったものがいた
「ギャア!」
「ダイン!?お前、毒は!?」
ダインであった、ダインはピリオドにかからないように大の字で立ち、液体の進行を止めた、そしてダインは人間体の魔法を解き、彼女へ突進をして行った
「ギャア!」
「カハッ!」
突然の突進を食らうと、無傷だった彼女をよろめかすことに成功した
「今だ!」
ついに2人にも反撃の時がやってきた、2人は今出せる全力で彼女を倒そうとした、
「怪竜族・・・アシル、あの女、こんなのばっか作りやがって、あの野郎だけちょっと要領いいからって、そうやって1番いい、ダンジョン貰って、ユウヤ様と一緒に旅させて貰って、私だけこんなカス共の相手、あー、あー!
あー!!!ムカつく!もういいわ、もっと綺麗な全滅をしようと思ったのに、こいつらのせいで台無しよ!!
もういいわ、全員どうやっても殺す!!!」
彼女は両手で剣と拳を止めた、そしてその持った剣と拳を逆手に取り、2人を壁へと叩きつけた
「まずあなた達、ウザイ」
そう言うと壁に叩きつけられた、2人に針を刺した
「・・・!動けねぇ!」
「動けないでしょ♡それ神経麻痺あんたらはまずそこで見てなさい、仲間が死ぬのを♡」
そう言うと彼女はピリオドの方へ歩みを進めた
「お・・・まえ、ダルドと・・・プレーンに何・・・しやがった」
「立つとはなかなかやるね♡」
「カハッ!」
立つことは出来たが毒が回り、膝をついた
「そりゃそうよね、じゃあ死のうか♡」
「ギャア!」
また1歩、また1歩と俺に歩みを進めた彼女をダインが人間体となり、とうせんぼをした
「なによ」
「ギャア!」
「魔物の癖に私のことを止めようとするの?」
「ギャア!」
「なんなのあんた、あんたを見るとあいつのことを思い出すからどいて欲しいんだけど」
「ギャア!!」
「うるさい!」
彼女はダインに右ストレートで顔を殴った、そのあとも間髪入れずに殴り、殴り、殴った
「どけよ!、この魔物野郎!」
最後に入れた拳でダインは俺の方へ倒れ込んだ
「おい、ダイン、何やっんだよ!もういい、だから休め!」
「ギャア!!!」
俺の声も聞かず、ダインは俺の剣を取り、彼女の前へまた立った
「なんなの?まじで、その剣で戦うの?」
ダインはかすれた俺の視界の中で何故か覚悟が決まった顔をしていた、まさかあいつ、ここで戦った死ぬ気か?
しかしダインは剣を構えるとその剣先を彼女の方ではなく、自分の方へ向けた
「は?お前、まさか!やめろ!!」
全ての合点がついた、あいつは、あいつは!俺が止めようと、ダインの方へ向かおうとしたが遅かった、その剣は彼の体を貫いた、そして貫いた時に俺の方を向き、微笑むと、彼、ダインは石となった、そう彼は、自分を石へと変化することで、暴走を抑えようとしたのだ、もう二度と元へ戻らない、師匠が言っていた、石に魔物の魂を入れる、それを実現したのだ
毒の効果なんて、今は考えられない、痛みよりも、悲しみが超えた、俺は剣と共に落ちた石を即座に拾った、そしてあいつの言いたいこともわかった、言わなくても分かる、
「殺せ、だろ?」
ーエンチャントー




