始まりの時5
6日目
昨日のこともありいろいろと考えとこが多くなった、ピリオドと会う前はそんなに考えとこなんてなかったのに
しかしもう明日で7日目だ、俺は行ったほうがいいのか・・・
7日目
今日で一週間という長く短い時間が過ぎたダルドはアイツと冒険がしたいと言い
今日限りで俺を護衛が解雇になった、そしてピリオドは「明日の朝この街の裏門で待つ」
と言って去っていったやはり俺は行ったほうがいいのか?
そうだとしてもなんのために?
「クソッ、なんでここまで迷ってしまうんだ・・・ちょっと外歩くか」
俺は日記を悩みながら書くと頭の中を整理するためとコートを着て外を出た、昼は暖かい空気だが、夜になるとやはり冷える
「なんだろな、アイツに会う前はここから出ようとなんかしなかったのに、ずっとここにいると思ったのに」
そう呟いていると、なにか言い争っている声が聞こえた
「やめてくださいっ!」
「いいじゃんか、俺と楽しいことしようぜ」
と何か声が聞こえる所へ行くとそこには男の人が女の人を無理やり連れていこうと手を掴もうとしていた
「なんだよ、俺たちの誘いを断んのか?俺はなぁ“転移者”なんだよ」
その言葉に女の人は
「転移者・・・だからなによ!どうせそんなの自分たちの力で手に入れてないくせに!」
「なんだお前俺を侮辱するのか?それなら俺の雷魔法で黒焦げになるか?」
そのやりとりを見て俺は何もできないでいた、助けなきゃいけないのにそう思っているけど体が動かない
動いてくれない、男の手からはバチバチと雷鳴の音が鳴っている
「それじゃあ黒焦げになりなぁ!」
動け、動け、動け、動け、動け、動けって言ってんだよ!
次の瞬間俺は転移者の体を押し、魔法の詠唱を止めた、
その瞬間俺は初めてこの町の人を救った
「あ?なんだデブ、そいつを救うきか?」
「あぁ、救うさ」
俺は女の人の前に立ち転移者の方を見た
「お前か聞いたことがあるぞ、お前悪評が高いナエオストってやつだろ、何でお前がそいつを救う?お前はこっちに側だろ?なんでも自分の権力を使って自分の思った方に生きる」
「そうだよな、前の俺だったらお前と一緒だよ、だけどな俺は今こいつを救わなきゃ行けないって!心が言ってんだよ!」
そう言いピリオドから貰った短剣を取り出した
「逃げな」
そう言った時女の人は
「あなたはあの人に勝てない」
と言った俺はそれに
「そんなのわかんねぇじゃねぇか!あと、お前を逃がすことぐらいはできる」
と言い返した
「何をごちゃごちゃいっている!喰らいやがれ!」
そう言いながら転移者は雷魔法をこっちに飛ばしてきた、俺は瞬時に横に動いたが、魔法が足をかすめた、この腹が邪魔だ、
だが、足止めぐらいはできる
思っているうちにも攻撃は止まらないそしてその魔法は女の人の方に飛んできた
「危ないっ!」
俺は遅いながら、女の人を庇い瀕死ギリギリまで追い込まれた、それを見て女の人は
「あなたはもう無理よあの人には勝てない、だから逃げて」
と言ったが俺は
「逃げる?目の前に困っている人がいるのにか?そんなの俺が許さない!もう決めたんだ!困ったいる人がいるのに見て見ぬふりはしないって!」
と覚悟を決めて言った時女の人は声のトーンを変えて
「それで、罪を償ったつもり?でもいいわ、許してあげるこれしかあの人に勝てる手はないからねその醜い姿から元に戻りなさいっ!」
そう言うと俺に女の人はこちらに指を指した、そしてその瞬間俺はその女の人は数年前あっていることに気づいた、そうだ、俺は・・・
「何をごちゃごちゃとナエオストのデブこれで死ねぇ!」
ドンッと雷鳴の音の共にそこには1人の青年が立っていた
「俺はナエオストじゃない・・・無色だが、なんにでもなれる・・・プレーンだ!!」
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