委員長
「あー、でもユウヤを止めに行くために賢者の力を貰いに行くとしても、これどこから行けばいいんだ」
宿のベットの縁に座りながら俺は呟いた、
「まぁ、普通にダンジョンに潜ればいいんじゃないのか?」
とプレーンは言葉を返す
「普通に潜って最深部まで行ってもさ、そこにユウヤが行っていたら、そこには賢者の力はもうないだろ?」
さっき行ったダンジョンのように、なんにもなかったらただの行き損だ、出来れば俺もあいつらの行ってない所を狙いたい
「けど、俺達あいつが通った道わかんないだろ?」
プレーンの言う通りだ、俺はあいつの動向を知るわけがない
「その通りだな・・・やっぱり地道にやるか・・・」
それが1番の早道か
「なあお前ら、あの人に聞いたら?」
とダルドが口を開いた
「あの人って?」
「警備隊長の人、あの人なら王都にいるんだから人が入らない隠れ家的ダンジョン知ってるんじゃないか?」
「「それだ!!」」
口を揃えて言った
「そじゃあ今日はさっさと寝て明日また、隊長の所へ行きますか」
「そうだな」
そういい俺達は寝床に入り寝た
日が昇り朝がやってき、俺達は身支度を終え、警備騎士本部に向かうことにした
朝でもさすがは王都だ、人がもうごった返している、
しかし今日はいつもの王都と違い、何かが来るような感じで窓からも人が外を覗いている、
「なぁ、今日なにか祭りでもあるのか?」
「いや、この時期に祭りはなかった気がする」
ダルドが答える、長年生きてるダルドが言うなら祭りじゃないのか・・・
と、この人の多さの理由を考えていると、後ろから住民の声がした
「お前ら!勇者さまが来たぞー!!」
その声で、ここら辺一帯の人は俺の後ろの方を見た
俺達もどんなものかと後ろを見てみると、遠くから15人程のグループが見える、遠くだったので顔は見えなかったが、だんだんこっちに来たので顔が見えてきた
その顔はとても見覚えのある顔であった、
前の世界の男、誰にも平等に優しく、そしてリーダー気質のある奴だ
「・・・!、委員長」
委員長、ユウヤのクラスの学級委員をしている、リーダー質の強い男だ、
「委員長?お前あいつを知っているのか?」
プレーンが俺に話しかけた、知っているだが、話したことはない
「知っているが、俺と接したことはない」
委員長は色んな人に話しかけながらこちらの方向に向かってくる、委員長の他にも、話したことはないが見たことはある人達がいた、委員長は子供からそこら辺の花を貰い、笑顔を振りまいていた、変わってないな・・・変わってない?なら?!
もしもだ・・・もしも、俺がユウヤと一緒にいたことはあいつらも見たことがあるはずだ・・・もしも知っていたら、あいつらが話をつけてくれて、ユウヤは俺のことを思い出すかもしれない・・・
そう考えていると委員長が横切った、俺は勇気を振り絞り言った
「委員長!」
そう言った時、委員長のグループは俺の方を見た
「なんでその名前を・・・」
委員長は少しその名前で驚いていた
「俺を・・・俺を知ってますか?ユウヤと隣にいた」
そういうと委員長のグループは全員驚いていた
そして、少し沈黙した後、委員長が口を開いた
「ごめんね、少し分からないけど、君には聞きたいことがあるんだ、ユウヤのことどこで知った」
さっきまでやんわりと答えていたが、ユウヤのことになると急に真剣になった、他の人もこちらを睨んでいる、
これは、ユウヤになにかあるな・・・
「ユウヤに何かあるんですか?」
そう答えると俺は委員長のグループにいた人に胸ぐらを掴まれた、
「今はこいつが質問してんだ、お前は答えるだけでいいんだよ、質問なんかするんじゃねぇ」
と威圧を食らったが、すぐに委員長が止めさせた
「わかった、とりあえず俺達が住んでいる所へ行こう」
と言われ俺はついて行くことになった、
「あの、委員長、俺の仲間もついてきていいんですよね」
「いいぞ、とりあえずついてこい」
俺達は、委員長達が住む家に行くことになり、委員長について行くことにした、
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