動き出す時
「あいつらがでてから数日か、どこに行ったのだか」
イアルは雨が降っている窓を見ながらそう言った
「あの2人なら大丈夫だよ。」
大丈夫だ、あの2人なら
ガチャ
突然ドアが大きな音をたて、俺の部屋のドアが開いた
ダルドとプレーンだった、馬車はこの時間に来ないはずじゃ
「ダルド!プレーン!どうしたんだその傷!」
ダルドは服が少し破れている程度だが、プレーンは血などが服についていたり、足を引きずっていたりしていた。
「まぁ、取りに行く際に死にかけただけだよ。」
「死にかけたって、お前!」
プレーンはそう軽く言っているが、骨は折れているだろう。
「そんなことよりさ、ダルド、取れたんだろ?ピリオドを治すための取っておきが」
そうプレーンが言うと、ダルドは懐から1つの小さな瓶を取り出しその中には赤い液体、血が入っていた。
「なんだ、これ・・・血?」
「それは不死鳥の血だ、その血を飲むと普通なら俺のように不死身となる、がそれだけの少量であれば傷だけを癒すことが出来るはずだ、ただ飲んだ時にとてつもない、苦痛を味わうがな。」
さっきサラッととてつもないカミングアウトをしたような気がするのだが
「不死鳥?不死身ってあの不死身?って俺のように!?」
「そうだ、俺はその血を数百年前に浴びて不老不死になった。」
不死身だった、ダルドは嘘かもしれないが、あいつはそんなくだらない嘘はつかない、
「ふーん、そっか、ありがとうな俺についてきてくれて。」
「なんも思わないのか!?」
多分ダルドは長年1人だったのだろう、1人が嫌でここに来た俺とは違い・・・
「思わないよ、お前が不老不死じゃなかったらあの時の俺は死んでいたはずだ、命の恩人だからな」
そう言い俺は血の入った瓶を開けた、
「ありがとうな、俺のためにそこまでしてくれて」
その瞬間、俺は瓶の中の血を飲み干した。次は俺の覚悟だ
飲み込んだ瞬間俺の中でとてつもない痛みがはしった、体内から体が煮えたぎるような痛みだ。
「ア"ア"ア"ァァァ!」
意識が遠のいていく、こんなところで俺は死んでまるか!!
こんな血ごときに!!
気づいた時にはまた、天井だった、どうやら俺の心に体が答えたようだ
「生き残ったのか・・・」
感じる、足の感覚が
周りを見渡すと誰もいなかった、ベットから出てみて、立ち上がって見ると、前と同じように立てた、さすがに数週間は歩かなかったからふらつく程度はすると思ったが、気持ちが悪いほど、調子がいい他の人だど気持ち悪がるかもしれないが俺にとっては好都合だ
「久しぶりに立つから上手く立てないと思ったのに」
俺はあいつらにこの治った姿を見せるために部屋の外に出た。
「ピリオド!起きたか!」
みんなは宿屋の受付の近くの休憩所で休んでいた、
「どうだ?体の調子は?」
ダルドが俺の体調を聞く、それもそうか、
「今のところは前と同じ感じた。そういえばプレーン傷は大丈夫なのか?」
「まぁ、回復剤をかけまくったらどうにか治ったよ、
いつでも行けるぜ、決まってるんだろ、次の目的」
プレーンは骨が折れたように見えたが無理やり治したらしい
また危険なことを・・・
そして決めたんだ、俺はあいつの原点に行く
「あぁ、俺はユウヤが何故あんなのになってしまったのかのか、何故俺のことを覚えてなかったのか、それを調べるために、原点へ行く、王都の近くにあるダンジョンだ、
そこに潜る。ついてきてくれるか?」
「もちろんだ」
2人は口を揃えて言った。
「明日の朝にここを出るだから準備をな、あと俺に石返せ」
「え、明日?」
プレーンは明日という単語に動揺した、まさか石無くしたんじゃないんだろうな?
「え?明日だけどどうした?」
「あのーピリオドさん、言いにくいのですが」
「なんだ?」
「短剣を壊すというか、無くしてしまいまして・・・
武器屋で適当に買うからさあと1日待ってくれない?」
良かった、ただでさえ石を壊したのに、もう一個となったら俺は・・・ただそれならいい、が今はもう店は閉まっており、どこも空いてない
「わかった、俺の買った武器屋に連れて行こう、師匠なら、エンチャントに適した剣を売ってくれるかも」
「師匠?」
生きたくねえけど、行かなきゃ予備貰えないしな
怒られに行きますか、一応生きるために使ったから・・・大丈夫なはず
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