始まり時の2
「ちくしょう、こいつら2人を担ぐとなるとおもいな・・・」
俺は住民たちの石の猛攻から見事逃げ、走っている最中だ、あそこまでされるなんてどんなことをしたんだ、だが嫌われているなら俺にとっては好都合だ、説得する時に邪魔にならない
「確か、ナエオストって言ってたから・・・あった!多分ここのはずだ」
と言って目の前に立っているのはこの街で一番大きい豪邸だ、表札にもナエオストと書いてあり、ここであっている
門のチャイムを鳴らすと豪邸の方からチリンチリンと鐘の音が鳴り、扉を開けたメイドが俺を見た時、慌ててこっちに向かってきた
「お坊ちゃん!大丈夫ですか!?」
と慌てた様子で言ってきた
「こっちの方はどうかわからんが、ナエオストの方は軽傷だと思うよ」
「左様でございますか、どうか中にお入りください」
「ああ、いいよ俺、外で待ってるから、起きたら教えて」
そう言うと俺は広い庭で待つことにした、こいつだ、俺の中で確信が入った
そして二時間あたり過ぎた後
「お前か、俺様のことをここまで運んでくれたのは」
と言って豪邸の庭で剣を素振りしている俺に話しかけたのは鼻に包帯をぐるぐる巻にしたナエオストだった
「あっ、起きたんですね、よかったぁ」
と俺は安全だったことにほっとしているとナエオストは急に
「俺を助けてた礼が欲しくてお前は俺を助けたんだろ、さあ何が欲しい?」
とまるで自分はまるで見返り以外誰も助けてくれないような言い方をしていた
「俺は見返りが欲しくて助けたんじゃないんだけどなぁ。だけど俺が欲しいものは」
「お前ら2人を俺のパーティメンバーに入れることだ」
と真剣な表情で言うとナエオストは
「俺とお前が冒険?バカを言えなんで金も家も権力もある俺が冒険しないといかんのだ!?バカかお前?」
そう言うと俺は
「俺は本気だあとお前はそれで本当に満足なのか?俺には何かぽっかり穴が空いているように見えるがな」
そう言うとナエオストに言うと
「うるさい!うるさい!ここから出てけ!」
と言われナエオストにつまみ出される時、窓からまた新しい声がした、
「ナエオスト様よぉ、いいじゃなねぇか」
と言ったのは気絶してたもう1人の方だ
「何を言っている!ダルド!お前もクビにするぞ!」
とナエオストが言っているとダルドが俺に
「だけどさぁピリオドさんよぉこいつと冒険してなんの意味があるんだ言ってみろよ?」
その質問に俺は
「わからないよそんなの・・・でも!今のままより冒険した方が・・・いやなにか行動した方が心が埋まると思うんだ。」
その言葉にナエオストは
「そうか、そうか意味もなく俺様は冒険に行かなきゃならんのか、嫌だね・・・と言いたいところだけど助けてもらった礼だ今からダルドと戦ってもらい、体全体が地面についたら負けだ、負けたら帰って貰うが勝ったら一週間だけやるからその間に俺を冒険行くと思えるようにしろそれでどうだ?」
と言う提案に俺は
「わかったいいだろう」
とその提案を了知した、そしてダルドも
「いいぜ、俺もこいつと戦いたかったんだ」
と好戦的に承知した
「それじゃあ始めようか・・・」
そう言うと俺とダルドは一定数距離をとり、拳の武器をつけた、俺も背中に背負っている剣を抜き睨み合った
「レディファイト!」
そしてこれが俺の初めての戦いでもあった
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