和服
「んあー、あいつらおっせえな、俺が部活の合間を縫ってここにいるのに来ないってどうなってんだよ!ん?あれは・・・」
「おっいたいた、おーい」
「おおっ!やっと来たか、遅いぞ。」
「お前が早いだけだろ?今日は何時に来たんだよ。」
「いや遅くねぇって15分前にはいることは一般常識、人としてのマナーだろ?」
「この速度の狂人が、人生RTAでもやってんのか?」
「人の善意で早く来てるのになんだこいつ、殴りたいな・・・んであいつは?」
「あぁ、夢野?いやぁ?俺は会ってない」
「あぁ?なんだよ一緒かと思ったのに、時間的にはもう集合時間なんだけどな・・・」
プレーン、いや今は直江って言った方がいいのか?
こいつとは友達って関係なんだな、あんま変わんねぇな
「ごめん、待った?」
やっと全員揃ったか、俺は声の主の方である後ろを振り向いた。
「やっときたか・・・?!」
「え・・・?」
「えーっと?これ、どうかな?」
俺が後ろを振り向き彼女の姿を見た時、そこには和の服を身にまとい、元の世界では絶対に見れないイアルの姿がそこにはあった。
「い・・・いと思う。」
「ちょっと、なんで詰まるのよ。ねぇ、直江は?」
「んー、綺麗とか言う前にそれで来るならもっと服装を考えれば良かったー、思わないじゃん、こんな奴らと一緒に夏祭りなら低俗な服でもいっかーって、でもガチじゃん、楽しむ気満々じゃん!」
「おいプレーンその言葉は俺にも刺さるやめろ。」
「待って直江、あんたさっきこんな奴らって言わなかった?」
「いいじゃん!結局こんな奴らなんだから、あいつなんて見てみろよ、なんか背負ってるんだぜ。」
そう言うとプレーンは俺の方に指を刺して言った、多分こいつらも剣の存在は分からないだろう。
「あっ、それ私も気になってたの、なんなの?」
「これ?これはただの木刀だけど」
そう言って俺は鞘から剣を抜いた、俺からは鉄の剣に見えるがこいつらは・・・
「あっ本当だ、ただの木刀だ」
「ほんとね、でもなんで?」
やっぱりこうなるか、忘れてるのか
「趣味、俺の趣味」
「夏で頭やられたか?」
「殴るぞ?」
「まあ、いいやこんな御託いいからさっさと行こうぜ!」
そう言うとプレーンは1番先頭で歩いていった、イアルもそれに追いつくようについて行った。あぁ、これが現実ならな・・・
「おい、待てって。」
「一応言うけど合図がかかったら直ぐに向かえよ。」
突然の声に俺は全身の神経がわっと声をあげた
「うおっわ?!!」
「どうした?」
「どうしたの?」
「いや、ちょっと虫が・・・」
俺は適当に誤魔化すと石の方に耳を傾けた、いや石じゃないな、ズチだ。
「わかってるよ。」
そう、俺はあと少しでこの世界への決着がつく・・・けど、そういえば鍵がわかってもどう使えばいいんだろ、あと
普通に鍵じゃなかったらやばい人だし、いや多分なんだけど鍵はこの世界の人に化けているだと思うだ、そこを推理とかで解決するんだけど多分俺その中の1つもしてないな・・・
そんな鍵のことを解析しながら俺はプレーンの背中を追った。
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