偽りの日常
昼の12時、全てはこの一日で決まる。
「こちとらのそのそしている場合じゃない、ズチ、クロン、しっかり調べてきたんだろうな。」
「もちろん、でなきゃここにはいねーよ」
「それなら早い、手っ取り早く頼む。」
「今、お前達がいるこの世界はそれぞれの記憶が融合された、継ぎ接ぎだらけの町だ、今回で言うと、ダルド、イアル、プレーン、そしてお前の4人の記憶の融合世界だ。」
「そして今本当の現実世界のピリオド君達は昏睡状態にあって非常にまずい、ピリオド君、今君の体内経過時間で言うとどれぐらい?」
「えぇ?だいたい3日、4日ぐらいかな?まさかそれだけ今寝ているってことか?!」
「いや、実際だと1時間やっと経った程度なんだ。」
「1時間?!ってとこはまだ身体的な問題で死ぬことはないのか?」
「バカだなお前は。1時間で3、4日分の経験だぞ?
脳への負担がやばくてこれ以上はぶっ壊れるぞ。」
「じゃあどうすれば・・・」
「いいから黙ってな。クロン、教えやれ。」
「わかった。まずこの世界から抜け出す為には、はっきり言ってしまえば鍵と扉が必要だ。君たちが寝ている間に僕達はこの世界を色々と見て回って見たんだ、もちろん、ここから抜け出す為にね、まず最初に向かったのはこの世界の端、この世界の端は狭いようでこの町までがこの世界の領域らしい、それ以上は多分この世界が歪むからだと思うけどね、領域の壁は案外固いもので一応神の僕達が触ってもビクともしなかったよ、まあ、今の姿が石って言うのもあると思うけどね。無理なことがわかった僕達はとりあえずそこら辺の家を回ることにしたよ、僕達にとって壁なんてあってないようなものだからね・・・」
「待った!」
「ん?」
「なんだよ!俺達には時間がないんだよ!」
「いや、すぐ終わるから、お前達ズチとクロンは神と言うのはプレーンから聞いてはいるんだけど結局は石なんだろ?なのになんで色んな場所に移動ができるんだ?」
「あー、その話しね、まあ気になるよね、そこら辺はズチ、よろしく。」
「あぁ?!なんで俺なんだよ、まあ、さっさとおわらすぞ。俺達には石は石でも心がある、意思があるんだ、
普通の石はただのエネルギー体に過ぎない、石1つ1つには精神が宿っている、だから石は私たちを選んでいるんだーとか言う頭のおかしい奴とかいるけど、ただのエネルギー体だから。選ぶとかしてないから、
じゃあなんでお前はって顔してんな、それはな、俺が神だからだ!・・・なんだよ、その顔はその「こいつバカなんだなー」って顔は、本当だからな、神は他のエネルギー体とは違うんだよ!!・・・おっと話が逸れてしまった、
まあ、そうだな、この世界は心が生み出した世界なわけで、プレーンと魂が繋がっている俺達は干渉ができたってたわけ、しかも記憶そのまま、チートだろ?
その証拠に持ってるだろ?お前の石」
右手を握りしめると、石の感覚が伝わる。
「まあ・・・でもなんで俺の所に?別にプレーンでも・・・と言うかお前らプレーンの持ち物だろ?」
「プレーン?あいつは・・・なんか知らんが会話が通じなかった、というか、俺達を見れてすらいなかった、けどお前だけは俺達が見れた、だからお前を選んだだけ。
はい!説明終わり!クロン!さっさとしろ。」
「はいはい、それで僕達は色んな家を回ったんだ、けど結果はどこも一緒、ただ単の一般的な家・・・だらけならいいんだけどね、ついてきて欲しい場所がある。」
「ついてきて欲しい場所?それって今か?」
「そう、今。急いで行くよ」
「わっ、わかった、でも、それってなんなんだ?」
「扉だよ」
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