表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/12

新たな人女B

数分歩いた所で井戸が見つかった。


しかし、桶やロープは見つからなかった。


そこで、女Aには、周囲で食べられるものや、人探しを頼んだ。


男Aと俺はつるを探し、切って持ってきた。

桶はなかったので、とりあえず、つるに俺のシャツを巻きつけてみた。

すると、10mほど下まで下げたところで水に浸かる音がした。

試しに飲んでみると、水が飲めた。

いつのまにか、すごく喉が乾いていたのだろう、

俺は一気に水を飲んだ。

その後男Aも同じように自分のシャツをつるに巻きつけて、水を飲んだ。

そうして一息ついたところで、女Aが戻ってきた。


「友達が気を失っていたよ、起こして連れてきたんだ。」


そうして連れてきた友達と呼ばれる子は、おとなし目のメガネっ子だ、たしか図書委員だったか。


「とりあえず、二人とも、この井戸の水は飲めるから、飲んでくれ、話はそれからにしよう」


そう話すと女Bは手にしている本を見せながら、


「まさか飲める水がこうも早く手に入るとは。これはなんとかなるかもしれませんね」


そう言って二人は水を飲み始めた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ