report 生首ダム
つい先日、県北に位置する千洗ダムにて、四年前に義与市で発生した首斬り殺人事件の被害者の頭蓋骨が発見された。骸骨には刃物でつけたと思われる傷が無数にあり、犯人は被害者の頭部を切断するだけではなく、著しく損壊していたらしい事が報道された。
事件の背景には、ある闘病ブログにまつわる複雑な人間関係があったとされるが、細部は報道などで明らかにされていない。
また、この千洗ダムでは永禄十年に上杉家配下の切田克徳なる武将が、近くにあった山城に住んでいた山賊の首級を洗ったとされており、その因縁が事件に関わっているのではないかと見る者もいる。切田は、この山賊の首を持ち帰り、自らの勇猛さを示すために焼いて喰らったとされるが、これはかなり信憑性の薄い噂だとされる。
しかし、彼は晩年、クロイツフェルト・ヤコブ病と良く似た症状の奇病により命を落としている事は紛れもない事実として歴史書に記されている。
いずれにせよ、生首にまつわる事件と歴史的な逸話から、インターネット上では早くも生首ダムなる呼称が定着しつつある。
危険度ランク【E】




