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report 忌山
県北に所在する。現在は麓から続く登山道は残されておらず、その名前はあまり知られていない。なお地図上では“伊三山”と表記されている。
さして標高の高くない平凡な山であるが、二〇〇五年と一九四八年に行方不明者が出ている。
なお、江戸時代以前の古文書などによれば、この周辺の山間部では山童と呼ばれる妖怪や河童がときおり目撃された事があるらしい。
山崩れで明治初期に壊滅したと言われる山神座村では、この山童を山の神の使いであるとして、信仰の対象としていたのだという。
危険度ランク【A】




