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report 馬頭村
福島県との県境に所在する。
二〇一三年にオカルト板のスレッドに投稿された『廃村の屋根の上で』の舞台として有名である。
また二〇〇五年には、村内の廃屋で行方不明者の下顎が発見され、二〇二〇年八月には大学生五人が熊に襲われて惨死するなど、血生臭い事件の舞台ともなっている。
そして、これは廃村になる以前の話となるが、かつての馬頭村では事八日の際に“申反しの儀”と呼ばれる奇妙な儀式が行われていたのだという。
この“申反しの儀”は、小動物や昆虫を竹竿や木の枝で串刺しにしたものを山肌に立て並べ、祝詞を唱えるという不気味な儀式であったらしい。
いったいどういった云われがあるのかは、現在では完全に失伝しており、謎に包まれている。
このように、オカルトマニアの興味を引く逸話は事欠かない心霊スポットである。
危険度ランク【S】




