表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
356/847

report 赤い地下室


 元々は二〇一〇年辺りに開設された個人サイトで横瀬太一と呼ばれるアーティストが管理人だった。

 彼の描いた作品が多数アップされていたが、そのモチーフとなっているのは不気味な怪物の女の絵ばかりであった。

 横瀬氏によると、この絵は“地下室の女”という恐ろしい怪物らしい。

 また、赤い地下室が開設された当初から『このサイトに一時三十四分にログインした怖がりの元には、地下室の女がやって来る』という奇妙な噂があった。

 しかし、この噂は一説によると横瀬氏が意図的にインターネットに流布させたものらしい。

 どうも自らの知名度をあげるための自作自演であったのだという。

 この事からインターネット上では、赤い地下室にまつわる怪談はデマだとされている。

 しかし、秩父に所在する横瀬氏の実家では、自殺した彼本人を含めて四名もの人間が死んでいる。

 これを地下室の女の呪いだとする声もあるのだという。




 危険度ランク【B】

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 加納は〈好感度が最底辺なのに応援され憐れまれる〉という珍妙な人物ですね。 [気になる点] 【発狂の家】【夜鳥島】【赤い地下室】どれも背後に憑く女は赤くて髪が長くて大きいですね。 逆に、青…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ