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report 風見鶏の館


 藤見市の外れの白鈴地区に所在する。

 この館の地下室から床下に埋められた白骨死体が発見されたのは記憶に新しい。

 それに伴い館の所有者であるホラー作家の梶尾銀が逮捕されたニュースは大きな話題となった。

 そして驚くべき事に、この梶尾銀が、六年前に全国を震撼させた藤見少女連続誘拐殺人事件にも関与している事が警察の発表によって明かされた。

 しかし、三人の少女を殺害した容疑で逮捕された武嶋夏彦と彼は、まったく面識がないのだという。

 また梶尾銀が自作『猟奇の疼き』をなぞって犯行に及んだのではないかという噂がインターネットやマスコミなどで取り沙汰されているが、本人が黙秘している為、真相は藪の中である。

 更に週刊誌Bが報じたところによると、一九九九年九月七日の深夜、彼の家族が自宅で何者かに惨殺されるという事件が起こっている。

 この現場の状況は彼の処女作である『残酷な世界』に酷似しているのだという。






 危険度ランク【C】

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― 新着の感想 ―
[一言] 週刊誌Bっていろいろドカンとブっ放すあそこかな
[良い点] 梶尾銀(本名:芦屋育郎)についての謎が持ち越されてしまいました。 小説を書き、それをなぞった事件を起こし(?)、殺害に及ぶ際には懇願する様に「俺の為に死んでくれ」 梶尾銀なりの何かの儀式…
[良い点] ランキングで拝見してここまで一気に読ませていただきました。 とっても面白い小説です。 本当に2人の女子高生がホラースポットに突入する話なのにどんどん引き込まれている自分が居ました。 続きも…
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