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report 大津神社


 農耕が盛んな土地には神社が多くある。

 これは農薬や肥料などが存在しなかった頃、農業はまさに神頼みであったからだ。

 昔の人々は天に祈りを捧げ、雨乞いや日照、そして豊作を真剣に願ったのであった。

 しかし、近年の少子高齢化からくる担い手不足により、管理者のいない神社が増えている。

 本稿で紹介する大津神社も、かつては農民たちのせつなる願いを受け止める為に作られたのであろう。

 しかし、今現在はうらぶれており、その頃の面影は微塵(みじん)にも見られない。

 それどころか現在は夜な夜な丑の刻参りが行われる恐怖スポットとして、その名前を(とどろ)かせている。

 なお、数年前に東京のある映像製作会社が心霊ドキュメントの取材に訪れている事が、近隣住民の証言により判明している。

 しかし、なぜかその時撮影された映像はお蔵入りとなったままだ。






危険度ランク【A】

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― 新着の感想 ―
[良い点] 「人を呪うのが悪い」 この一言だけでは片付けられない、呪ってしまうまでの悔しさと諦めと葛藤がわかりました。 まぁそれでも妬みや逆恨みで呪うのは悪いし、呪った事から目を背けようとするのは更…
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