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report 白蝶旅館


 山形との県境に位置する月夜見市に所在する。

 平成五年創業と歴史ある温泉郷の宿の中では随分と新しい。

 二〇一二年、この宿に泊まった有名脚本家が、夢に現れた座敷わらしのお告げのお陰で、飛行機事故を免れたというエピソードが有名になり、一時期話題となった。

 更に二〇一九年の年末。

 宿泊客の女子高生二人から警察に、旅館の駐車場で不審な男に絡まれたとの通報があった。

 男は車のトランクに猟銃と実弾、ポリタンク入りの灯油を積んでおり、言動も不審だった事から警察は署へと連行した。

 取り調べを進めると、その男の指紋が、二〇一四年の沖縄で起こった殺人事件の現場で採集されたものと一致する。

 現在、男は警察の取り調べに対して、沖縄の事件への関与や白蝶旅館での放火と無差別殺人を計画していた事をほのめかしている。

 しかし、女子高生らの暴行未遂については「あいつらが車のトランクを勝手に開けようとしていたから(とが)めようとしたらいきなり催涙(さいるい)スプレーをかけられた」と一貫して容疑を否認。

 女子高生らは「夢に座敷わらしが現れ、そのお告げに従って車のトランクを確認したら男が襲いかかってきた。トランクの鍵は開いていた」などと証言をしており警察を困惑させた。






 危険度ランク【E】

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― 新着の感想 ―
[良い点] とても理想的な温泉旅行でした。 座敷わらしという名物、触りっこ無しの気持ちの良い温泉、特筆すべき点は無くても美味しい食事、うまい棒の納豆味とめんたい味がある、整った庭園に将棋を楽しめる、…
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