テレパシー
娘5歳、息子7歳。
★軽い。
食パンマンとドキンちゃんの積み木を使って一人遊び。
娘「『食パンマン様、ケッコンして!』『うん。明日ね!』」
明日かい!
★どうしてこうなった。
ドラえもんを見た後で。
娘「出木杉っていい子だよね。『べんきょうよりだいじなことがある』っていってたよ」
私「へ~。そんなこと言ってたんだ。さすが出木杉」
娘「べんきょうよりだいじなこと、あるよね」
私「あるね」
娘「べんきょうよりだいじなこと……それは、こころ……いのち……ゆめ……」
夢見るような呟きに、ま~たこの子はなんか浸ってるぞ~……と耳をそばだてていたら、そのうっとりとした口調のまま一言。
娘「……それから、お金……」
★テレパシー。
息子「お母さん、テレパシーって何?」
私「口に出さなくても、思ってることが伝えられることだよ」
息子「ふーん……ためしてみよう。ね、M、おれの考えてること、当ててみて」
隣に座っていた妹の顔をじーっと見ていたところ、
娘「(にこっと微笑んで)『M、しね』?」
息子「すげえ! 当たった!!」
……あんたらどんだけ仲いいの!
私「あのね、冗談でもしねとか言っちゃ駄目なの。言ってないけど」
息子「言ってないじゃん」
★回転寿司
私「お皿の枚数で、いくら食べたかがわかるんだよ」
娘「(5枚のお皿を下から数えて)一、十、百、千、万。一万円?」
なんというぼったくり……!
★こっちの台詞
娘の寝つきが悪い夜。早く寝てくれ~! と祈りつつ、話しかけてくるのも無視してずっと寝たふりしてたら、不意に響き始める謎の歌。
娘「タラバ タラバ タラタラバ~ タラバ タラバ タラタラバ~」
カニ? なぜカニ?? と疑問でいっぱいの私を尻目に、なんだかノってきた様子の娘は「ヘーイハロー レッツシーエンティーXXX…」となんか英語っぽい発音をめちゃくちゃ口づさみつつ、手拍子打ったり肘を曲げ伸ばしたり……してたのですが、そこでハッと私の視線に気づき、歌声フェイドアウト。と同時に
娘「なにしてんだよぅ!(目つぶし攻撃)」
いや、それ、こっちの台詞だから!
息子「どうしたの?(←うるさくて起きた)」
私「今Mが……」
娘「いいから、早く寝れ!!」
だからそれもこっちの台詞。
★最後は、ちょっといいなと思った話。
私「小学校でいっぱい友達ができてよかったね」
息子「(首を傾げて)ん~……友達が、できたんじゃなくて、いたんだよ」




