表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

現実≠理想

非常に突拍子もないことをいうようだが、俺は「オタク」である。


いわゆる二次元の女の子が大好きなのである。


理由を聞かれると、数え切れないほど挙がるが、ひとつ述べるとすればそう、「理想」そのものだからである。


理想と現実、なんて両者を対比するような言葉をよく耳にするが、これは実に的を得た言葉だと思う。


表と裏、白と黒みたいなものだ。そう、「絶対に等号で結ばれることのないもの」なのだ。


ならば、逆説的に考えて現実は理想ではない。これも割と的を得ている理論ではないだろうか。


現実が理想ではないなら、現実とは異なる理想というものを確立しなければなるまい。


それが二次元。いうなれば理想。いうなれば癒しなのである。


もちろん無理強いはしない。人それぞれ考え方は違う。


が、俺、二三現は中1のときから4年間に渡り、この考えを胸に生きてきた。


現在、高校2年生の始業式を終え、家路に着いている。


俺が今日のアニメは何から見ようかと思案していると、頭上から声が……聞こえることなんてなく、なんの起伏もないありふれた帰り道を歩き、家に到着した。


友達とかもいず、帰宅部であるため、授業が終わるとすぐに帰宅するため、今日も玄関のドアを開けるのは午後5時ぐらいと、まだ夕方である。


と、早速アニメを見ようとした瞬間に重い眠気に襲われる。


ああ、わかった、今日の体育で無理をしすぎたんだなうん。


僕はもう疲れたよ……なんだか眠いんだ……なんて決まり文句を思い浮かべながら1時間ほど仮眠をとることにした。


やはり眠気が手伝ったためか、すぐに俺はこんこんと眠りに堕ちた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ