女子会も楽しいね!
前に大量に作って冷凍しておいたロールキャベツを、特製野菜ジュースと共に火にかける。
塩コショウ、スパイスを入れれば、特製ロールキャベツ入り野菜スープの出来上がりだ。
ご飯と、サラダ、あとはデザートのヨーグルト(喫茶店のお姉さん特製ジャム付き)で決まりだ。
『簡単ですけど、どうぞ。』
「ありがとう。料理も上手なんですねえ。」
『いいえー、手抜き料理ですよ?美味しくなかったら笑い話にでもしてください。』
まあ、簡単だけど、そこそこって言う料理を極めた私に、不可能はない!わはは!
食べ物なんて、そこそこ美味しければいいのさー!
凝り過ぎると疲れちゃうしね。
朝は、余らせておいた野菜スープを食べ、昨日干した布団にカバーを掛け、野菜ちゃん達に水を掛けると、布を持ってお出かけだ。
喫茶店のお姉さんもキルトを作りたいと言うので、一緒に作る事になったのさっ!
『えーと、大体こんな感じで~』
「結構ざっくりしてない?」
『几帳面すぎると大変だもん。キレイなのなら買えばいいしね。』
「それもそうか。」
きゃっきゃと女子手芸部のノリで楽しい時間を過ごした。
** * * *
くっ野菜スープの臭いがする。
なんかうまそう。
でも鍋は今日も空っぽだった。
臭いだけとか、なんの拷問なんだ!?
そもそも、ここにいるのは何者なんだ!
なんでいつもいないんだ!?
今日は夜まで居座ってやるからな!
・・・帰って来ない。もう日が暮れ始めるぞ?
女のくせにどこほっつき歩いてるんだ?
頭、大丈夫なのか?
いや、そもそも人間なのか?
俺もそろそろ戻らないとまずい。
後少し・・・日が落ちるまでは居てやろうじゃないか。
** * * *
はー。楽しかった。
途中で酒屋のおばちゃんにまで捕まっちゃったから、まっ暗くなっちゃったよ。
今日はカップめんでいいか。
お風呂入って寝~よう♪
こういう時、1人って気楽でいいよね!
ま!帰って得来たとき暗いのが難点ですけど?
明日は家の裏側を手入れするか。